去年の11月頃から喉に違和感を覚えるようになった。喉風邪でもなく、食事が通らないでもなく、それでもなんとも不愉快な感じだったが、昨年末あたりから喉の付け根の両側が痛くなり、最近これが顕著となって固定化してきた。
音声は文字ではなかなか形容しがたいが、盛んに喉を「んー、んー」とやっている。
亡くなった母が全く同じことをやっていて、遺伝として私に受け継がれたらしい。ある日突然出かけた母が「病院に行ってきた」という。
口数が少ない母は、具合が悪くても口に出さないタイプで、私に告げずに病院に出かけたという事に驚いた。
そして、「バセドー病だといわれた」という。妻と二人、「喉も晴れていないし本当かなー」などと疑ったりもした。
母の「んー、んー」は二三十年続いたように思うが、病状が悪化することはなかった。
同じ感じが今私にある。当初は手術でも伴うような病気ならいやだなーと思ったのだが、どうも母からの遺伝のような気がする。
なんとも不愉快な感じがあって、私も盛んに「んー、んー」とやっている。病院嫌いの私としても、これは何とかいかずばなるまいと考えるこの頃である。
死ぬことはあるまいと思っているが・・・・・・ 喉は此処ですよとばかりの違和感である。