返却期日が過ぎた本を図書館に返しに行く。そして昨年10月28日のブログに書いたように、米田家の先祖附並御奉公附の撮影を試みる。
「い」の巻が写真のように二冊ある。このような物が全十四冊ほど残されているのだが、相当欠本があるように思われる。
ご家臣の資料としては2~3割かけているというのではないかと思われる。
一応二冊を取り出して写真撮影にかかったのだが、非常に状態が悪く、ページをめくるのも困難な状態である。
まずは75コマほど撮影したのだが、破損の危険性もあり図書館の手に任せるのが良いのではないかとも思い出した。
今後は写真の内容などを見ながら作戦をたてたいと思っている
寛永十年三月十日忠利宛・三齋書状(1073)
松井佐渡(興長)二萬五千石之外知行之儀、先書ニ如申もはや是ハ不入儀候事
家老松井興長に対する「加増はいらぬ儀」とする先書と云うものを探しているがいまだ見つからない。特別な意味はないのだろうが、この時期、松井家の知行が25,000石に留められていることが判る。