津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

12歳~75歳

2013-01-17 13:15:41 | 徒然

                  実は僕 家でカエルを飼つてゐる 夕立来るも 鳴かないカエル
歌会始を報じるTVで、12歳の太田一毅くんの歌を聞き温かい思いにさせられた。 
国語の担任教師が一クラス分まとめて投稿したのだそうだが、本人もともかく、この教師にとっても意義深いことであったろう。

一方、芥川賞・直木賞が発表され75歳の黒田夏子さんが芥川賞を受賞された。筆歴は70年というから年季が入っている。本物だ・・・・ 
私はまったく存じ上げないが、ぜひとも作品を読んでみたいと思っている。

奇しくも同じ日にお二人の晴れの姿を拝見したが、人間の可能性を深く考えさせられた。
高齢者の領域に足を入れてから久しいが、健康でさえあればいろんなことがやれる。
私の手帳には、平成15年の歌会始の熊本の歌人安永蕗子先生の歌を記している。
選者として召され、私が大好きな次の句が紹介された。

                  楠若葉はやくれなゐに炎ゆるなり 城下しばらく男の町なれば

そして16年の御題「幸」と投稿のための書式や、締切日なども合わせてメモっている。(メモっただけで終わってしまったが・・・・) 

来年の御題は「静」、皆さんも頑張ってみませんか。

                          写真
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする