津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

CiNii・参勤交代についての各種論考

2013-09-17 23:39:12 | 史料

   ■ 参勤交代の制度化についての一考察: 寛永武家諸法度と細川氏

   ■ 幕末参勤交代制緩和にみる幕府権力の失墜

   ■ 参勤交代のプロジェクトマネジメント : 加賀藩の旅程管理とリスク・マネジメント

   ■ 福井藩の参勤交代に関する基礎的考察     機関リポジトリから本文ダウンロード

   ■ 寛永13年南部重直 参勤交代遅参事件の再検討

   ■ 大川市立清力美術館の江戸勤番之図 - 福岡大学

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CiNii ・学習院大学図書館蔵「諸大名登城之図」について

2013-09-17 07:09:49 | 史料

学習院大学図書館蔵「諸大名登城之図」について が面白い。

                                      

江戸城の正月の拝賀における諸大名は、位階・格式によって御本丸大手御門もしくは内桜田門から登城する。
細川家は内桜田御門(桔梗門)から登城することが書かれている。格式を表す槍の造り等の記述が興味深い。 

     御本丸大手御門
        御門外下馬場ニハ式日営中詰之御書院御番頭・御小性組御番頭・御小納戸衆等ノ御供侍ナリ、其ハ格式ニヨリ
        テ駕籠又ハ乗馬ニテ登城スルナリ、或ハ駕籠二乗リ西丸留守居松平対馬守、又乗馬ニテ御書院御番頭大久保紀伊守、途中二於テ互二会釈ノ
        礼アリ、又布衣ノ士ノ登城スル行装アリ、各々其風俗柳力異ナリ、図画二就テ看給フベシ、 
     
     内桜田御門 又桔梗御門トイフ、
        此御門ヨリ在府之諸大名悉ク登城アリ、御規式ニ付諸大名登城之節ハ何ニ/\ノ御門ヨリ登城可致旨、前以テ被仰出候事 御門外東北ノ方第一ニ大廊下詰加賀
        宰相槍二本トモクロラシャ、大広間松平陸奥守槍二本トモクロトリ毛・一本サル毛、大広間松平中納言槍二本トモクロラシャ、御嫡あり子松平安芸守槍二本トモモエキ、大
        広間伊達遠江守槍クロラシャ・クマ毛、御嫡子伊達大膳大夫槍モエキ・白クマケ、大広間松平土佐守槍トリ毛・花イロ、等其外諸大名ノ惣供羅
        列シ、何レモ其場ニテ控へ待ツナリ、又御門外東南ノ方二大広間詰細川越中守槍クロラシャ・クロツミケ、大広間松平肥前守
        槍トクサラシャ・赤ナメシ、溜間井伊掃部頭槍クリ色・ナメシ、大広間藤堂和泉守槍二本トモ・スゝタケ、等之諸大名惣供之レニ羅列シ、又続テ御普        
        代ノ諸大名帝鑑間詰奥平大膳大夫、柳間亀井能登守、雁間松平伯老日守、菊間田沼玄蕃頭等ノ惣供連ノ向下馬場
        二付テ之レニ待ツ、其人数群集シテ誠二錐ヲ立ルガ如シ、其御槍井二引馬鞍覆ノ御紋ニテ看知ルベシ、袋二悉
        ク記サンバ煩ハシケレバ概略ヲ挙テイフ、宜シク考証ノ資トナサント云フ、
        当日下馬場二出テ飴菓子等ヲ売者アリ、又越中冨山ノ売薬数名出ツ、又大名ヅケト唱へ袖中武鑑等ヲ売来ル者
        アリ、又諸方ヨリ為見物出テ来ル者アリ、又町人年始トシテ通行スルアリ、其外図画二就テ風俗ヲ看給フベシ、         

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