先日久しぶりに架け替え工事中の子飼橋のほうに出かけたのだが、そろそろ完成間近という感じであった。もっとも新しく出来る橋は下流部で、上流部は現在ある橋を壊して、新たに作り替えることに成るから完全な完成は何時の事に成るのやら・・・・・・
しかしながらこの橋の架け替えで、子飼界隈も変貌をとげつつある。
細川刑部邸が城内二ノ丸に移された跡地は、現在大きなマンションが建てられている。写真の後ろ方向が西、刑部邸跡に建築中のマンションである。
二枚の写真はT様から提供を受けたものだが、刑部邸の東隣にある松井家の墓所がある松雲院である。松井家の菩提寺は八代の春光寺だが、ここには興長公室・恵妙院(古保=忠興息女)の生母・お松の方(郡主馬宗保女)のお墓がある。つまりは忠興公の側室でありそのお墓も堂々たる佇まいである。
正面左に松井家墓所と刻まれた石柱があり、奥まった正面にそのお墓がある。
小倉に於いて松の丸が亡くなった時(寛永六年六月十九日)、娘婿である松井興長は自らその墓の為の石を探し回ったとされる。
はたしてその墓石はどうなったのか・・・
私自身出かけて見ようと思っているが、いろいろ多忙に付ままならない。T様に感謝・・・
東大史料編纂所が発刊した「読史備要」(各種の年表・索引をおさめた歴史研究のための便覧・全1冊 昭和10年初版)がある。
近代デジタルライブラリーでも見ることが出来て有り難いのだが、1,110コマという膨大なものだが、これが目次のページ数にリンクしていない。
見つけ出すのに苦労をして、余り見る機会も亡くなってしまった。「日本の古本屋」あたりでどのくらいの値段がするのだろうと眺めてみると、安いものは1,800~2,000円代である。余り需要もないのだろう。
又Amazonで調べてみると、昭和50年第6刷で すこし状態が悪いようだが1,249円(送料込)とありこれには驚いてしまった。昭和53年第7刷でも2,800円で手に入る。この様な類の本は、やはりデジタルライブラリーで苦労して画面を探し出して見るよりも手もとに置きたいものだ。
問題は奥方と置く場所である。