一昨日寝る前に少しベッドの位置を動かしました。虫が騒いだのでしようか、これが幸いしました。
本震の強烈なゆれに飛び起きた瞬間、本棚が倒れてきました。打撲と少々の怪我で済んだのは奇跡というべきです。
まだ手のつけようがない有様ですが、どうやらベッドが押しつぶされて壊れているようです。
昨日の日中はTVの報道を横目で見ながら、猛烈な被害の状況に胸が痛みました。復旧には十数年かかるという熊本城の悲惨な有様や、「阿蘇の赤橋」や「阿蘇神社」、トンネルの崩壊、ダムの決壊、メディアの報道を聞きながら思わず大嘆息をはいています。
リビングの棚にあった陶器やガラス製品の殆どが落下して割れてしまい、大事にしていた茶器類も全滅しました。棚の中身は1割ほどになり後は何を飾りましょうか?。物にあまり執着しない私ですが、思い出が消えてしまう悲しさを感じています。
昨晩は覚悟をきめて強引に帰宅し、ベッドが使えないため椅子で4時間ほど睡眠をとりました。
今日は雨も上がって良い天気、捜索活動も本格的に成ることでしょう。
わたしは本をリビングに動かして、本棚を起こさなければ成りません。今日中に終われますかどうか・・・・・・
奥方が「疲れたつかれた」と云いながら後始末に動き回っていますから、私もゆっくりして要るわけにも参りません。