ジェレミー・ペルト『Men of Honor』(HighNote、2009年)。
この後にも何作かリーダー作があるが、今ではサックスのJ.D.アレンと組んでいないようである。
Jeremy Pelt (tp)
J.D. Allen (ts)
Danny Grissett (p)
Dwayne Burno (b)
Gerald Cleaver (ds)
何というか、カッコいいのではあるが。ハード・バップの延長というか、保守本流というか、イマのジャズを聴いているようには思えない。別にフォーマットは従来型でも構わないのだが、ペルトの個性がどこにあるのかよくわからない。いや、カッコいいのではあるが。
最近はどうやらエレクトリック多彩化方面に転換したらしいので、もっと聴いてみたいところ。
J.D.アレンのサックスは派手ではない。しかし、少し謎めいたフレーズであり、スムーズで、舌足らず感もあって悪くない。
J.D.アレン、メルボルン、2008年 Leica M3、Summicron 50mmF2、TMAX3200、フォマスピードバリアント311、3号フィルタ