Sightsong

自縄自縛日記

ジェレミー・ペルト『Men of Honor』

2014-06-18 07:38:16 | アヴァンギャルド・ジャズ

ジェレミー・ペルト『Men of Honor』(HighNote、2009年)。

この後にも何作かリーダー作があるが、今ではサックスのJ.D.アレンと組んでいないようである。

Jeremy Pelt (tp) 
J.D. Allen (ts)
Danny Grissett (p)
Dwayne Burno (b)
Gerald Cleaver (ds) 

何というか、カッコいいのではあるが。ハード・バップの延長というか、保守本流というか、イマのジャズを聴いているようには思えない。別にフォーマットは従来型でも構わないのだが、ペルトの個性がどこにあるのかよくわからない。いや、カッコいいのではあるが。

最近はどうやらエレクトリック多彩化方面に転換したらしいので、もっと聴いてみたいところ。

J.D.アレンのサックスは派手ではない。しかし、少し謎めいたフレーズであり、スムーズで、舌足らず感もあって悪くない。

J.D.アレン、メルボルン、2008年 Leica M3、Summicron 50mmF2、TMAX3200、フォマスピードバリアント311、3号フィルタ

●参照
メルボルンでシンディ・ブラックマンを聴いた