ダニー・マッキャスリン『Fast Future』(Greenleaf Music、2014年)を聴く。
Donny McCaslin (ts)
Jason Lindner (el-p, p, syn)
Tim Lefebvre (b)
Mark Guiliana (ds)
David Binney (vo, syn)
Nina Geiger (vo)
Nate Wood (g)
Jana Dagdagan (spoken word)
マイケル・ブレッカーやデイヴ・リーブマンやジョージ・ガゾーンのテナーは好みではないが、マッキャスリンのテナーは悪くない(と、同じ系譜内に位置付けてみる)。平然と雲の中をまっすぐ突き進むようでいて、より軽く、よりポップ。最初の頃のパット・メセニーを思わせるところもあったりして、愛のスポークン・ワードもあって、サウンドも軽くポップ。マーク・ジュリアナのドラムスは肉体と汗を感じさせない。
電気とテクと愛の空中楼閣か。何度も繰り返して聴いていると癖になってくる。