択一式で出題された論点、
これが選択式の空欄になるってこと、けっこうあります。
ということは、択一式の論点をしっかりと押さえておけば、
選択式の空欄、かなり埋めることができる可能性があり・・・
ということで、今年も、
「過去問ベース選択対策」を掲載します。
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次の問題の空欄を適当な語句で埋め、完全な文章としてください。
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【 問題 】
労働基準法において一の事業であるか否かは主として場所的観念によって
決定するが、例えば工場内の診療所、食堂等の如く同一場所にあっても、
著しく労働の態様を異にする部門が存する場合に、その部門が主たる
部門との関連において従事労働者、( A )等が明確に区別され、かつ、
主たる部門と切り離して適用を定めることによって労働基準法がより適切
に運用できる場合には、その部門を一の独立の事業とするとされている。
労働基準法において「使用者」とは、( B )をいい、「賃金」とは、賃金、
給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者
に支払うすべてのものをいう。
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令和6年度択一式「労働基準法」問2-ア・イで出題された文章です。
【 答え 】
A 労務管理
※「勤務時間」「休日」とかではありません。
B 事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項
について、事業主のために行為 をするすべての者
※出題時は「その使用する労働者に対して賃金を支払う者」とあり、
誤りでした。