K-Net社労士受験ゼミ 合格ナビゲーション

社会保険労務士試験の合格を目指す方を応援するページ

合格するまでの道のり4

2018-02-15 05:00:01 | 合格するまでの道のり

「火事場の馬鹿力」

合格と不合格は紙一重だと思う。
何年間も1点足らずで涙をのんできた私は、毎年あと一歩「合格」に足りなかった。
昨年の本試験にしてみれば、あと一歩足りなかったら「不合格」だったかもしれない。
最初のあと一歩は、ほんの少しの焦りと油断。そして、あとのあと一歩は、諦めない
強い気持ちがそうさせた。
人は潜在的に発揮できる能力を普段は10%から20%しか出してないそうです。
でも危機感が迫ったとき、人はその力を100%にも120%にもすることが出来る。
ものすごい力を発揮するんです。例えば、ゴキブリ1匹に逃げ惑う女でも母親に
なれば獅子とでも戦える。強い気持ち、あきらめない気持ちがそうさせる。
それが「火事場の馬鹿力」なんです。
出るんです。それが!! 事実、私はマークミスをしていた。
最後の最後で「絶対合格するんだ」という強いきもちから、必死で見直した。何度も
何度も。そして気付いた。
もしあのとき、気付かなかったら今の私はない。最後の1秒まで諦めてはいけない。
ずっとずっと、あと1点足らなかった私が、その強い気持ちであと1点をもぎ取った。
100点じゃなかった。ギリギリの合格です。でも合格なんです。この強い気持ちが運を
引き寄せたと、今ならそう思う。


「仲間の大切さ」

ここに至るまで、私がモチベーションを保ち続けてこれたのは、同じ目標に向かって
戦う仲間がいてくれたことはいうまでもありません。共に戦い、時には笑い、時には
泣き、共に乗り越えてきた。私がやる気がなくなったら活を入れてくれた。何より
いつも応援してくれて、信じて待っていてくれる人がいた。
一人じゃ苦しい勉強も誰かと一緒にすることで楽しくもなる。おとなりの人に声
かけてみませんか。きっと何かが変わるかもしれません。
忘れないでほしいのは、つらいのはみんな同じだってこと、決して自分だけが出来
ないのではなく、全員がつまづく壁があるんだってこと、悲観的にならなくていい。
スタートラインはみんな同じ。みんな同じつらさを感じている。
「ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために。」をモットーに最後は駆け
抜けた。仲間は本当に大切です。
過去にとらわれず、未来を恐れず、仲間と共に、「今・この瞬間」に意識を向け続けて
ほしいと思います。


<まとめ>
◇ 受かる人は1年後のゴールを目指す
  ⇒ 落ちる人は3年後の合格を目指す
◇ 受かる人は時間を作ろうとする
  ⇒ 落ちる人は忙しくて時間がないという
◇ 受かる人はしっかりと寝る
  ⇒ 落ちる人は睡眠時間を削る
◇ 受かる人は知識の穴をふさぐ
  ⇒ 落ちる人は知識を増やす
◇ 受かる人は過去問を何回転もまわす
  ⇒ 落ちる人は過去問を1回転しかしない
◇ 受かる人は70点をとるために勉強する
  ⇒ 落ちる人は100点を目指して勉強する
◇ 受かる人は自分を信じ直感を信じる
  ⇒ 落ちる人は何度も書き直す
◇ 受かる人は「常に前向き」「合格する」という強い信念・覚悟をもっている

8年もかかった「合格」だが、今はこの8年間のプロセスは、決して無駄では
なかったと感じている。ここまできたからこそ、見えなかったものも見えるように
なったし、理解できなかったものも理解できるようになった。
そして何より素晴らしい仲間とも巡り合えた。まさに宝物を神様が与えてくださった
と思っています。

 最後に加藤先生始め、私をずっと支えてくださった方々、本当にありがとう
 ございました。そして素晴らしい仲間に巡り合えたことに感謝すると共に、
 このメルマガを読んでくださっている皆様のご健闘を心よりお祈り致しており
 ます。
 今年、あなたは「合格」します!! ここにくるのを待っています。
 私の戦いもこれで終わったわけではありません。この教訓を胸に私の夢が続く
 限り、これからも夢を追い戦い続けます。
 ありがとうございました。

                                  ミュー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格するまでの道のり3

2018-02-08 05:00:01 | 合格するまでの道のり

「過去問の重要性」

最初の頃の私は、あまり過去問を重視していなかった。全く同じ問題がでる
はずないと思っていたからである。全くもってあさはかな考えだった。
ただ、正確な知識の積み重ねは、選択式には非常に有利に動いていた。
よく受験仲間から「どうして選択式が得意なの?」と聞かれたが、選択式
にはひっかけがない。それに答えが書いてある。それを選んでいくのは
パズルのようで楽しかった。ただし、択一式ではひっかけ問題にはすぐに
ひっかかる、間違い探しは苦手だった。
学校に通っている人は、みんなこの間違い探しが得意のようだと感じ、
この人たちと私の違いはなんだ!!と常に疑問を抱いていた。
学校通っている人と独学者の違いにおいては、以前にこのメルマガにcyunpei
さんも書かれていました。その通りだと思います。
そして、今ならわかる。過去問がどんなに大事かってことが。過去問を何回も
何回もやって、過去問をいかに効率よく解くか、そしてその周辺の知識も固め
ていく。そうすることによって、出題者の意図を論点を掴みとることができる。
それが択一式アップの鍵になるってことが。
あと1点・・惜しい・・と思ったら、大間違いだ!! 
あと1点も10点も同じだということに、気付かなければいけない。


「パーフェクトをもとめない」

受験生活が長くなればなるほど、さすがに「これだけ勉強しているのだから、
出来て当たり前」みたいな感覚が私を追い込んでいった。プレッシャーも半端
じゃなかった。
だから常に「パーフェクト」を目指していた。
その頃の私にはまだわかっていなかった。「パーフェクトを求めない」ってことが。
あるとき、合格者の一人の人に言われた。
完璧を目指す私に「100点取らなくていいよ。70点とればいい」と。そう言われた
瞬間、肩の荷が降りたというか、すごく楽な気持ちになった。あっそうか・・・満点
とる必要ないんだ。確実にとれる問題をとれば合格する。
みんなが答えられないマニアックな出題の正解率は少ない。もしかしたら救済の可能性
もある。みんなが正解する問題を落とさないことが重要だ。そこからは、模試でも
正解率50%以上の問題だけは、絶対落とさないように心掛けていった。

                                   つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格するまでの道のり2

2018-01-31 05:00:01 | 合格するまでの道のり

「時間管理の重要性」
私は、8年間ほぼ独学である。近くに学校もないし、何より家では、介護が必要な
年老いた母がいる。仕事をしながらの介護・勉強、それに私は左目が見えない
(学生時代の網膜剥離が原因である)右目の視力はだんだんと落ちていき手術も
した。もうこのまま目が見えなくなるのではないかという不安にも掻き立てられ、
自分は他の人よりずっと大変だと思っていた。
しかし、長い受験生活の中では、私なんかが想像もつかないくらいもっと大変な人
もいたのだ。決して自分だけが大変なんかじゃなかった。
もういたずらに何かのせいにするのはやめようと思った。
そのときから、ダラダラするのではなく「やるとき」「やらないとき」のメリハリ
をつけていくようにしていった。コマ切れ時間を有効に使い、「無理な時は無理」
と断る勇気も持った。
「時間」ないのではなかった。 何かを理由に作ろうとしなかっただけだった。
だだ、生活上、朝勉だけはどうしてもできなかったが、朝勉できなかったら夜勉でも
いい。
やみくもに睡眠時間を削るのではなく、勝負の時は「しっかりと寝る」を心がけて
いった。
合格する人は、
「朝に勉強する。時間管理が上手。そして睡眠をしっかりとっていた。」


「基本がいちばん」
一人で勉強を続けていく中で、新聞を読み、判例を読み、わからないことがあっ
たら、ハローワークや労基署に直接電話して質問したりもした。
情報を積み重ね、面白いほどにどんどん知識を増やしていった。仲間たちとの交流会
では、率先してそれを共有していった。いろんな情報を手に入れることで、やった気
になっていた。資料がいっぱい集まると満足していた。これがそもそもの間違いだ
と気付くのは、かなり後になってからのことである。
いくら、立派な知識がいっぱいあっても基本がしっかりしていなかったら、全て
崩れてしまうということに気付けなかったのだ。基礎の段階でしっかりとした
土台を作らないと、上級の知識も積み上がらない。
苦しい勉強の中でしっかりとした立派な土台を作ること、これがなにより大事と
悟った年に私は「初心」に戻った。土台の上に乗せるものは出来あがっている。
これを乗せるだけの基礎を作ることに専念した。
しかしこれが意外にもかなり苦戦したのだった。
「基礎入門、なめてはいけない」

                                 つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合格するまでの道のり1

2018-01-23 05:00:01 | 合格するまでの道のり

はじめまして、ミューです。

私は昨年、8年目にしてやっとやっと合格することが出来ました。
必死で勉強しているときは、そんなに時の流れを意識したことがなかったけれど、
ふと周りを見渡すと、彼氏もいなかった友達に彼氏ができて、そしてその友達が
結婚し、子供が産まれて、その子供がすでに5歳になっている。
自分でもびっくりするくらいの年月が流れていました。
8年間、本当にがむしゃらに突っ走ってきた。
つらかった。体調を崩したときもあった。苦しかった。本当にいろいろあった。
けど逃げなかった。
だからこそ、喜びもひとしおです。
この8年間という流れは、そう簡単には伝えきれない。
でもこの「合格」という喜びと感動を是非みんなにも味わってもらいたい。
今回、そんな思いから、自分自身振り返り、この長い年月の中での「気付き」を
まとめてみました。

1年で合格する人もいる。では、何故8年もかかったのか、、

私が気付いた7つの出来事
1.「合格するという強い気持ち」
2.「時間管理の重要性」
3.「基本がいちばん」
4.「過去問の重要性」
5.「パーフェクトを求めない」
6.「火事場の馬鹿力」
7.「仲間の大切さ」

長い受験生活の中で、この「気付き」がすべて重なった年に私は合格できた。
もっと早く気付いていれば、もっと早く合格していたのかもしれない。

まず、「合格するという強い気持ち」
合格した年としなかった年の違い、
それは、気持ちの持ちようだった・・・。
幾度となく誰からも言われ続けてきた「合格するという強い気持ちを持て」と。
何度も聞いたことのあるフレーズだ。正直、最初の頃は、そんな気持ちだけで
合格するわけないと思ってた。合格したいという気持ちは誰にでもあるわけで、
気持ちを持つだけならみんな合格してるよと。
でもそれは違った。その気持ちが確実に運を左右する。運がいいとか悪いとか、
人は時々口にするけれど、その運も努力して頑張ったからこそ引き寄ってくる。
「運も実力のうち」と気付いたときから、あきらかに私の意識は変わっていった。
運よく合格すればいいという気持ちなら、いつまでたっても合格できない。
いろんなものを犠牲にして必死で頑張っている人と比べると、私の意識レベルは
かなり低かった。絶対にという切羽詰まった状況でもなかったというのもある。
正直5年目くらいまでは、そんな気持ちでいたのかもしれない。

「絶対にあきらめない」「絶対に合格するんだ」という強い気持ちは、必ず
「合格」という扉を開いてくれる。生半可な気持ちではその扉は開かない!

                                つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする