日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】向後元彦著 「緑の冒険」(岩波新書)

2013-09-27 20:16:34 | 本・映画・展覧会
 奄美大島を旅した時、見事なマングローブ林に感心した。そのほか沖縄や東南アジアでもマングローブを見かける。緑というだけでなく魚つきや土砂流出抑止など多彩な恩恵をもたらす樹ということは知っていた。だがそれを沙漠にねぇ…
本書は、

 本書はどちらかと言えば研究報告に近く、グラフなどで生育や定着に関する研究結果を説明しているのは興味深いが、一方で現地の人々の反応や対応の変化、その後の様子などストーリー性に欠け面白みがないと感じた。本書を読む限り、著者およびそのグループは木々の世話に忙殺され、現地の人々との交流を欠かしたように読めてしまう。実際には現地の人々の協力あってこその成果だろうから、そのための折衝や付き合いなどあったはずで、そこら辺に殆ど触れられていないのは惜しい。とは言うものの、十年におよぶ苦労の結果として十分に場所を検討し細心の注意を以て接すれば、沙漠にマングローブが育つことを実証した功績は大いに評価されるべきものと考える。

 こういう努力を政府が積極的にバックアップして外交の一面とすれば良いのにと考えるのは甘すぎるだろうか。

2013年9月 通勤電車車中にて読了

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(Live) M.N.G.(水岡のぶゆきグループ)

2013-09-27 08:30:32 | 音楽、ギター、カラオケ
 毎度おなじみ緊急アップです。プレッシャー掛けられると弱いんです。

 半年振りのM.N.G.、今日は水岡のぶゆきさんソロです。会社の後輩で軽音楽部部員でキーボードプレーヤーな「ふーみん(仮名)」を連れて赤坂へ。なんか娘か愛人でも同伴しているような?年の差倍々ゲーム(爆)。

 お店の前でライブ案内の看板を撮っていると「あれ?水岡さんなの?このライブ聴かれるんですか?」と声を掛けられた。どうやらお知り合いらしく、所用の途中で偶然にも看板を見かけて(と言うか写真撮ってる怪しいオトコを見て告知に気付いたらしい…)、我々に続いて入店され挨拶だけされていた。筑前琵琶の世界では高名な桜井亜木子さんだそうでした。それではスタートです。

(1st stage)
1.さらりと始まりそして長い導入部、何かな何かな~?とわくわく。
2.Green Field
3.Stella by starlight(星影のステラ)
 休符の大切さ、左手の大事さを心底思い知る、シンプルなようでタッチ一つで印象が変わってしまう。
4.想い
 人にはさまざまな「想い」があるけれど、この曲から受けるのは届かぬ、哀しき、みたいな印象。で、それがストライクです。歌詞をつけても活きる曲に思える。
5.セロ弾きのゴーシュ~my favorite song
 ちょっとお楽しみコーナー!?水岡さんも大好きな、さだまさしのナンバーゆったりと…と思ったらあれれ?テーマが変わっちゃったよ!と思ったら再び戻ってきたよ?入れ替わりからコーダへ、だんだん音が厚みを増してゆく素晴らしさ。
6.夢桜
 自分の中で「M.N.G.ベスト3」にカウントされるくらい好きな曲、今日のプレイは結構アレンジされていて、メロディラインに「タメ」が入り変わった印象。

(2nd stage)
7.Left alone
8.We're all alone
9.I got a rhythum
10.ひこうき雲
 ジブリ映画「風立ちぬ」のエンディングでも使われた曲をタイミングよくチョイスし、しっとりとバラードで仕上げられる腕前は流石としか言いようがない。
11.Amazing glace(さだ風味)
 後半戦でもお楽しみコーナー、「セロ弾きのゴーシュ」と「道化師のソネット」の一部がアクセントに添えられ思わずニヤリ。今日は大サービスだなぁ♪
12.Spain
 バンドでやった時の一体感も素晴らしいのだけれど、ソロを聴くと本当に良くそして難しい曲だなと感じる。緩急差はげしく、怒涛のラストスパートでフィニッシュ!

(encore)
・tomorrow
 オリジナル曲をリクエスト、半ば無理やり弾いて頂いた。でもよくよく考えるとステージ全ての曲が「水岡アレンジ」、いわばオリジナルでもあるのでした。

 今日は全体的にゆったり、しっとりとした雰囲気で、大いにリラックスした。「ふーみん」も生ピアノの素敵な音に感動(特にこのお店は良い音だと思います)、終演後は「指が動くようになるトレーニング」まで教わり、大満足して帰りました。次回は君が他の人に紹介するんだぞ分かってる!?お喋りしてすっかり遅くなってしまい、気付いたら終電でした危ない危ない。遅くまでありがとうございました。

 2013年9月26日 赤坂・杜のうたにて
コメント (2)
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2013年9月16日 【旅行】台風接近?の北海道(3)

2013-09-27 07:00:55 | 旅行・ハイク&ウォーク
 3連休最終日も雨。台風が接近しており、帰りの飛行機の運航が懸念されるが夜のことなので何とかなるさと腹を括る。とは言え雨、予定していた山登りも湿原歩きもダメ。今日もドライブかな~。

 旭川に入ったが帰りは新千歳から、なのでそちらへ向かうが今日も国道を避け、塩狩峠から南丘公園に出て道道99、鷹栖から道道72、旭川市春光台からR12を神居古潭。道道4で芦別、「星の降る里百年記念館」に寄るが月曜休館、祝日だったら開けないか普通?

 R38からR452へ、まだ道道だった頃から好きな道。炭山川橋梁の三井芦別鉄道の車両はきちんと保存されているようなのを大雨のなか横目で見て通り過ぎる。

 桂沢湖から道道116号で三笠市内に入り市立博物館へ。この地域のジオパークとしての貴重さを改めて知った。アンモナイト展をやっており、さして興味はなかったが学術的にしっかりした解説に感心。そして鉄道記念館。雨で足元をビチャビチャにしながら屋外展示を眺め、屋内で懐かしい映像に感激し、最後に少し離れたクロフォード公園(旧国鉄幌内線三笠駅)でキハ80系フル編成(6両)に涙する(は大袈裟・写真)。残念トロッコ鉄道は大雨で運休でした。

 道道30~R234~道道870~R337と走って新千歳へ、予約は21時過ぎの最終便だが18時に到着、レンタカー(約800km走った)を返却してターミナルに入ると案の定の混乱。台風は過ぎたが機材繰りがつかず、軒並み遅延。今日中に帰れそうだが羽田からの足があるか?夕食後ラウンジでタブレットPC観ながら待機、おかげで飽きずに済んだ。

 最終便は結局40分ほど遅れて(それでも夕方以降の便では一番マトモに飛んだかも)辛うじて最終電車で帰宅。この日のJALのオペレーションには首を傾げざるを得なかった。少なくとも同じ機材同士であれば、順繰りに飛ばすべきだと思うがそうしていなかったから…

 雨に祟られはしたが良い3日間だった。やっぱり北海道はイイネ!
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