この本も、ひと廻りも年上の知り合いに「断・舎・離」ではないが片付けをお勧めした結果いただいた本。
主人公・班超が分別ある歳にして文人としての地位を捨て幼少時からの夢を叶え武人として西域に赴き、少数精鋭の部下とともにあっぱれ敵諸国を打ち破り西域の覇者として君臨してゆく、波乱に満ちつつも充実した生涯を描いた物語。
この手の本が苦手なのは登場人物や地名を覚えられず、人間関係や事件の発生した位置関係を頭の中でイメージできないため。であるが本書には推定ながら地図が描かれており、昨年訪問したカザフスタンあたりも含まれていたので親しみを持って読むことができた。
古代中国国家群の興亡については知らないし、歴史上の人物についても無知に近い。それでも本書は、そうした人間でも楽しめる。どこまでが史実でどこからが創作なのか。大いに楽しみながら読んだ。
2015年6月1日 自宅にて読了
主人公・班超が分別ある歳にして文人としての地位を捨て幼少時からの夢を叶え武人として西域に赴き、少数精鋭の部下とともにあっぱれ敵諸国を打ち破り西域の覇者として君臨してゆく、波乱に満ちつつも充実した生涯を描いた物語。
この手の本が苦手なのは登場人物や地名を覚えられず、人間関係や事件の発生した位置関係を頭の中でイメージできないため。であるが本書には推定ながら地図が描かれており、昨年訪問したカザフスタンあたりも含まれていたので親しみを持って読むことができた。
古代中国国家群の興亡については知らないし、歴史上の人物についても無知に近い。それでも本書は、そうした人間でも楽しめる。どこまでが史実でどこからが創作なのか。大いに楽しみながら読んだ。
2015年6月1日 自宅にて読了