日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】あん

2015-06-29 19:42:08 | 本・映画・展覧会
 いつも行く映画館は1日と23日に映画1,100円♪

 本作は作品のストーリーもキャストやスタッフもろくに知らぬまま観に行ったのだった。チラと見た記事では樹木希林演じる老女が永瀬正敏演じる店の「あん(餡)」作りを手伝い始めたところ店が繁盛して…知っていたのはそこまで。ところがそこは(面白いが)導入部に過ぎず、もっと深く重いテーマがその後に続いていたのだった。ひとことで言えば偏見や差別との闘い。

 重い。観客は「あなたが老女である彼女や、店長である彼の立場ならどうしますか」と問いかけられていると感じた。正解はあるの?ないの?正義はどうなの?なぜ彼は声を荒げて立ち向かわないの?自分や作品への問いかけで脳内「???」充満。でも終り方にはちょっとまとまりが無いように感じた。

 何でか知らないけどドイツ、フランスとの共同作品で、しかも監督は有名な河瀬直美でした。知らなかった。初めて観た。カンヌ映画祭でも上映されたそうで、差別に対する静かな抗議ってニュアンスで捉えると日本よりヨーロッパの方が反応が良いような気がしますね。
 
 2015年6月23日 川崎・チネチッタにて
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2015年6月22日 訃報に思う

2015-06-29 06:22:04 | ノンジャンル
 ギタリストの堀尾和孝さん繋がり(と言うほどの間柄ではないのだけど)の「BUN」さんが亡くなった。まだ還暦を迎えていないのに…
 今月の初めの堀尾さんライブでお会いして間もない。大変お気の毒ではあるけど、日記で拝読する日頃の食生活ぶりから正直それほど長生きされるタイプではないと思っていたので驚きは少ない。とは言えまだ50代、なによりも軽い脳梗塞で入院したが快方に向かっているかように書かれており、それが薬の副作用による急逝だそうで、そのことの方がショックだった。どうであれ、心よりご冥福をお祈りします。

 そろそろ、身の回りで亡くなる人が出てくる年代に差し掛かったかな?若い頃は同僚や友人の親御さんがなくなるケースばかりだった。しばらく平穏な時期を過ごし、今度は本人が逝く時代になりつつあるのだ。

 さて、自分が死んだら諸々の始末がどうなるか。とりあえずの連絡とか手続きとか…。色々な登録ものとか、ある程度ファイルには纏めてあるが、それ以前にあちこち知らせたりするのって…誰?やはり、「非常時作業手順」を作成し封印し、来るべき時に頼りになりそうな人に預けておくべきだな。そしてなるべく手を煩わさないように情報の整理やモノの廃棄を進めておかなければ。でも何よりは、親より先に死なないことだと改めて思うのだった。
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