2015年5月24日 【バイク】YBR125(FI)のステップゴム補修

　最近JALで海外から帰ってくるとマイレージ稼ぎのためそのまま国内のどこかを往復してくるので帰宅は夜遅くと言うパターンが多いのだけど、流石に出張ではできません…明るいうちに帰宅して凄く違和感(笑)。せっかくなので荷物を解いた後でバイクの懸案事項に対処した。

　YBR125のステップは鉄棒にゴムを打ち込んであるだけの単純な構造なのだが、このステップゴムの品質が呆れるほどお粗末。新車から３年ほど、中古で買った直後に早くもヒビ割れ、7000km乗った時点でかなり裂けてしまった。無いと足の置き場が不安定になるため脱落前に何とかしなければ。買い換えてもセットで2000円もしないのだがそこはケチって、現用品をもう少し使えるよう工夫する。

　車のトランクの中にタイラップ(結束バンド)があるのを思い出し、これで縛ろうと思ったが取り付けようとして閃いた。ステップゴムに切ってある溝を活用すればよりスマートにしっかりと締め付けできるのでは？

　2ヶ所に切ってある溝の幅は2mmほど、これと中央部の溝の無い部分をタイラップの幅に合わせ3mm程度、カッターナイフを使ってステップゴム上部を横断する形の溝に削った。その上で取り付け、締め付け、余長をカット(写真)。シフトで頻繁に動く左側がかなり磨り減っていたので左右を逆にした。これで暫くは持つと思うけど、どうかなぁ。

【映画】深夜食堂

　行きの機内では持参の機器で映画「かもめ食堂」を観たが帰りは機内放映のものを観よう。「食堂」つながりで本作を選んだと言ったらウソくさいか。

　開店は真夜中、朝に閉店。およそ普通のサラリーマンには縁の無さそうな、小さな食堂。食堂と言うより明らかに居酒屋だと思うのだが(営業時間的にも)、原作ではもう少し色々と料理が出てきて「らしさ」を感じられる。その主人(マスターと呼ばれるのが全く相応しくない店構えなのが可笑しい)と常連客、それにオウニバス形式で数組の登場人物群からなる映画。

　原作ではもう少し凄味のある感じのマスター、映画版の小林薫は個人的にはマッチしきれてない印象。彼にしてはちょっとアウトロー的な役柄な気はするが…。

　オムニバス形式のエピソード、場面転換で気分がリフレッシュされるのは有難い。で、最後「あ、終わり？」結局、こうして当事者には重要な、傍から見てるとさほどでもない出来事の連続で日々が成り立ち月日が流れてゆくんだなぁと。教訓めいた話は一切なく淡々と流れてゆく場面作りには好感。で、こういう食堂が近所にあったら常連客になりますか？自分はきっとならない。でもこういう店があっても良いと思う。

　2015年5月24日　JL44便(ロンドン→東京)機中にて