日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【写真展】八木彩圭  「彩とりどり〜山岳風景と野生動物〜」

2024-11-25 13:00:00 | 本・映画・展覧会

 タイトルは長くなるので一部割愛したが、展示者名は「登山YouTuberやまくっく・やぎちゃんx動物写真家・佐藤圭」が正しい。同一人物が活動メディアによって名義を変えているようだが、写真展なんて後半だけで良いんじゃない?と思ったが別のコーナーでYouTuberとしての動画を流していた(そちらは見なかった)。ルックス良い子がアウトドア動画配信するので人気あるのかもしれない。

 そう言うわけで、作者が山で撮った動物の写真展。撮るまでに何時間もかけた山登りを何回もしたり、登ってから何時間もなったりと結構な苦労をした写真もあるようで、10年以上の登山歴も含め、生半可な気持ちで取り組んでいるわけではなさそうなことが伝わってきた。でも作者自身が登場する案内写真は、好きになれない。

 2024年11月8日 新宿・OM SYSTEM PLAZA Creative Wallにて

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【写真展】佐藤 圭 「鳥影~北海道、野鳥たちの楽園」

2024-11-25 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 タイトル通り、作者が道内で撮影した野鳥の姿を展示。アイキャッチな人気ナンバーワンのシマエナガ。そこからオオワシ、オオルリなどへと壁面は鳥類図鑑のよう。7月に訪問した天売島での写真もあり、ウトウやウミネコ、ケイフマリなど多めのスペースが割かれていた。一枚一枚に撮影エピソードなどが添えられており、理解しやすかった。

 2024年11月8日 新宿・OM SYSTEM GALLERYにて

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【映画】八犬伝

2024-11-22 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 今週は時間に余裕があったので、優先順位の低い作品も観に行くことができた(失礼)。3日連続の鑑賞、上映時間や自分の空き時間との兼ね合いがあり、毎日2本ずつ観るというわけにはゆかない。

 八犬伝と言うと、昔NHKでやった人形劇「<a href="https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010643">新八犬伝</a>」を思い出すもいるのでは?語り坂本九がユニークで、辻村ジュサブローの人形の出来が素晴らしかった。さて本作も原典は曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」だが、物語を創る作家(曲亭馬琴)と画家(葛飾北斎)の交流部分と、物語が書き進められる部分単位の「実写」(劇中劇)部分とから成る面白い構成となっていた。

 劇中劇部分はアクションシーンが面白いと言えば面白いが、馬琴(役所広司)と北斎(内野聖陽)の掛け合いがコミカルかつ味わい深く面白かった。更に作中での鶴屋南北(館川談春)との「虚と実」の掛け合いには考えさせられるものあり。

 本作にて、馬琴が最後には失明しつつも口述筆記にて「南総里見八犬伝」を仕上げたこと、最終的に28年もかかった大作だったことなどを知った。ここら辺は史実らしい。

 2024年11月8日 川崎・チネチッタにて

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【映画】CIVIL WAR アメリカ最後の日[日本語字幕]

2024-11-22 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 観よう観ようと思いつつ本作の背景にあるアメリカ大統領選挙も投票日を迎えてしまい、ヤバい公開終了してしまう!ので最終日に滑り込み鑑賞。

 アメリカで「内戦」が勃発し、それを取材にジャーナリストがひしめき合う。若い時から一線で活躍してきた女性戦場カメラマンと、戦場カメラマンにあこがれる駆け出しの女の子が物語の軸。

 ここのところ戦いのなかったアメリカ本土での内戦、銃で撃たれ爆弾が報られ、人々が簡単に死んでゆく。それを、動揺しながらも撮ってゆくカメラマン。先頭の最前線では、突入する兵士の直後に続き現場へ突進してゆく。まともな神経ではやって行けないと思う。そう、戦場カメラマンはどこか「壊れて」いると、ベトナム戦争あたりでさんざん言われていたじゃないか。

 本作は戦争(内戦)の狂気を描いたなんて評論を呼んだし、タイトルだってWARだ。だが観て印象に残ったのは、戦場カメラマンの別の意味での狂気と、世代交代の物語だった。本作エンディングに映し出された「記念写真」、ぞっとするがあれが狂気の象徴なのだと思った。日本語字幕の助けを借りながらも、かなりのセリフを聴き取れたのは嬉しかったな。

 それにしても本当に「もしトラ」である。日本にとって経済は好影響、外交は悪影響になるのだろうか。どうすることもできないな。

 2024年11月7日 川崎・チネチッタにて

 

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2024年11月7日 【食べ物】横浜根岸・味噌之介

2024-11-21 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 「駅からハイキング」のコースを歩き終えて到着した根岸駅の近くにあるラーメン屋に入ってみた。最近はウォーク+ラーメンがセットメニューになっているな。

 店名通り味噌ラーメンがメインだが、他にタンメンなどもある。だがもちろん味噌をオーダー。チャーシューより安い肉そぼろ入り、むしろこちらの方が好み。

 運ばれてきた丼を見れば、川崎のアウラと似たイメージ。スープを啜ってみると、油は抑えられており、しょっぱさも感じず好印象。麺はもう少し太い方が好みだし、味噌の強い味に負けないんじゃないかと思う。期待通りの味噌ラーメンに満足して店を出た。

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2024年11月7日  【ハイク】駅からハイキング#0224004 「【磯子区役所共催】磯子駅・根岸駅開業60周年記念 根岸湾を眺めながら横浜磯子の丘陵を巡るウォーク」

2024-11-21 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 今日は川崎市内ウォークでなく、根岸線に乗ってJR東日本の「駅からハイキング」に参加。スタートは磯子駅、ゴールは根岸駅。10kmオーバーと、比較的長い。

 磯子駅を出てすぐ前、かつての磯子プリンスホテルが再開発された高台へ。有料エレベータと言うものがあり乗ってラクをする。普通のエレベータなのだが、そこへの出入りに自動改札機がありSuica可50円。上がった高台からの景色は素晴らしかった。いったん下り再び上り、久良岐(くらき)公園へ。広い園内には横浜市電が置かれており、遠足の児童で賑わっていた。池のところでカワセミ発見、ちょうど飛んで小魚を捕食するシーンを見られた。

 頻繁に下り上りあり、岡村天満宮の一の鳥居は道路に架かる大きなもの。旧坂を登り切った三殿台遺跡は、名前だけ知っていたが初訪問、およそ200以上もの住居などの跡が発掘されているそうで、復元住居や保存用上屋、発掘物展示室があった。高台だが縄文海進時はすぐ下が海だった由、貝塚があるのも道理。あとはひたすら町中を進み、市電保存館を通ったが本日は休館日、昭和の色濃い浜マーケットを抜け、R16を進み最後に根岸なつかし公園の旧柳下邸を見て根岸駅へ。

 このエリアもアップダウンが多かった。途中の公園は面積の広いところばかり、近くに住んでいたら頻繁に足を運んだかな。貴賓館や旧柳下邸など、初めて見る古い建物の保存に驚かされた。発見の多いコースだった。

 本日の歩行距離:約10.5km
 駅ハイ通算距離:約113.5km

(写真上段左より)有料エレベータ入口、貴賓館、都心遠望、久良岐公園の横浜市電
(写真下段左より)岡村天満宮一の鳥居、三殿台遺跡、浜マーケット、旧柳下邸

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【映画】ふれる。

2024-11-20 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 久々の映画館、ハシゴ2作目もアニメ。「あの花」など永井龍雪監督を始めとする「秩父三部作」制作陣による作品。

 東京の離島(綺麗な砂浜がある…新島?)出身の3人組は、島を出て都内でも3人暮らし。子供のころの不思議な体験から、お互いに触れるだけで相手の考えが知れる。テレパスとも違うんだな。ところが、いつしか互いの思いが伝わらなくなり、女性関係も絡んで3人の心はバラバラに…原因は?果たして3人は友情を取り戻せるのか?

 やはり岡田磨里脚本の作品って暗いと言うか悲壮感が漂うというか。いちおうハッピーエンドっぽいのだけど、途中のわだかまり、相克がキツい。主人公が二枚目、ヒーローでないのも特徴か。こういうのって観て勇気を貰う観客もいるのかな、いるんだろうな。

 2024年11月6日 川崎・チネチッタにて

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【映画】がんばっていきまっしょい

2024-11-20 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ちょっと映画館とご無沙汰だったこともあり、今日はハシゴする。まずは「今さらアニメ化?」の作品。愛媛・松山市を舞台とした女子ボート部員たちの奮闘を描く作品だが、過去に印象に残っている作品は「なっちゃん」田中麗奈の出てた映画版。調べてみたら'98年の作品、何と四半世紀以上も前だ。やはり「何で今ごろ?」と思わずにいられない。閑話休題。

 何に対しても諦めがち、達観してしまっている女子高生が、物怖じしない転校生に引き込まれボートをやることに。初めはお付き合いだったがチームメイトもでき、次第に真剣に取り組むようになってゆくストーリー。

 ボートチームを演じるのは豪華な声優陣。主役が雨宮天だし、伊藤美来に鬼頭明里、高橋李依と長谷川育美。他のメンバーも主役を張れる布陣。なんだけど絵がどうも…CGならではの人物のヌルリとした動きがどうも好きになれない。「009 RE:CYBORG」(2012年)で観た時の不自然感を、いまだに感じるのはどういうわけだ。海がとても綺麗に描かれているが、漕いでるシーンにはもっと躍動感とか身体的なキツさの表現が欲しかったかな。でも漕ぐシーン、メンバーの息があった時とそうでない時とのオールの入り方など、細かな描き分けが良かった。

 作品の舞台は松山市。学校名も三津とか港山とか、伊予鉄高浜線の駅名が登場するしボート漕ぐ背後には興居島の小富士が聳え、訪問経験ある身には懐かしい。もちろん市内電車や松山城も登場する。松山、けっこう良い町だと思う。

 細々と不満はあるが、シンプルなストーリーには様式美を感じた。登場人物ごとのサブストーリーとか、男子部員との恋模様とか、原作にはもっとあるのかもしれない。

 2024年11月6日 川崎・チネチッタにて

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2024年11月5日 【食べ物】横浜鴨居・藤花

2024-11-19 20:00:00 | 食べ物・飲み物

 鈑金修理から引き取った直後にぶつけられた愛車の修理見積に、行ったばかりの工場へ。その帰り、少し時間調整をして「ラーメンWalker神奈川2024」掲載店でラーメンを食べて気晴らししてきた。

 便宜上「鴨居」とタイトルに書いたが、駅からは少し遠い。駐車場があるので早めに着いて停めて読書しているうちに開店となった。シンプルな「支那そば」は醤油と塩があり、迷った末に醬油をチョイス。カウンター上の能書きを見ると無化調、醤油は和歌山県の濃口うんぬんとあるので湯浅醤油だろうか。

 運ばれてきたのはやや深めの丼、調味料は一切置かれていない自信作。スープは濃い目の色、一口すすると油が強いなと思う。その一方で濁りはなく、分厚い醤油味が出汁の旨味と共に押し寄せてくる。濃いけど、くどくない。濃いけど、淡麗。麺は少しつるりとした感じで珍しい。トッピングの葉っぱの緑が鮮やか。チャーシューは1枚、周囲の焦がしがインパクトある。

 危うくスープを飲み干してしまう旨さでした。接客も丁寧で良し。

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【本】室橋裕和著 「カレー移民の謎-日本を制覇する「インネパ」-(集英社新書)

2024-11-19 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 3連休最終日も快晴、歩きに出掛けるつもりだったが昨日クルマをぶつけられたショックで意気消沈、自宅に引き籠り。厚めの新書を一気に読んだ。

 ここ数年、あちこちで同じような看板のカレー屋が氾濫しているよなーとは思っていたが、そういうカラクリ(と言うと感じ悪い?ならばスキームとかシステムとか)だったのかと本書を読んで判った。

 タイトルの「インネパ」はインドカレー屋を営むネパール人、と言う感じか。ならば「ネパイン」=ネパール人のインドカレー屋と書いても良さそうなものだが、なぜか逆なのが一般化している。ネパール人たちはどういう経緯で日本に来て、どういう経緯でインドカレー屋を営むことになったのか、それがどういう理由で「増殖」しているのかと言うのが本書の内容だ。そうした増殖に伴うヤミの部分、生じた問題点についても言及されている。

 裏側を暴くというわけでもないが、普段は見えない部分を解き明かしている点でとても興味深かった。ちなみにウチの近所にもカレー屋はあるが、一軒はたぶん「インネパ」そしてもう一軒は多分インド人。今度しっかり食べ比べてみようと思った。

 2024年11月4日 自宅にて読了

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