【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

「昭和トラベラー」北見けんいち

2018年04月14日 20時45分29秒 | 読書(マンガ/アニメ)
立ち読みする
「昭和トラベラー」北見けんいち

あの「釣りバカ日誌」の北見けんいちさんが、昭和をイラストで再現。
かつて赤塚不二夫のアシスタントをしていたので、その頃のエピソードも披露されている。。


フジオ・プロは、赤塚先生がアイデアとコマ割りと人物のアタリを切って、高井さんが鉛筆でしっかり下描きをし、古谷三敏さんがペンで線を入れ、ボクがベタやホワイトを入れるという流れ作業でした。しかも、ダヨーンやイヤミやデカパンなど高井さんしか描けないキャラもたくさんいたので、高井さんがいないと原稿ができないのです!!


さあ、DDTの時間です!!連れてこられた部屋には保健所の人と米兵が立っていて、生徒1人1人に、寄生虫を駆除するためのDDTという殺虫剤を吹きかけます!!

戦後70年が経ちましたが、終戦2年目の夏の様子を描いてみました。いわゆる「闇市」です。

【ネット上の紹介】
フルカラー厳選77画&濃密エッセイ。満州で生まれ、日本に引き揚げ東京で親戚の家を転々とし、ついに母と弟と暮らし始めた北見少年は、日本経済とともに成長し、激動の時代をのんびりと生きていきます。あの頃の昭和の風景と出来事を12か月順にフルカラーで77画収録しています。漫画誌ビッグコミックで10年以上にわたり連載している好評作品、待望の単行本化です。昭和の出来事と暮らしとココロを美麗イラストとエッセイで綴る、笑えて泣ける新感覚単行本です。