MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

ゴッホとフォーヴィスム

2016-12-10 00:04:02 | 美術

 東京都美術館の『ゴッホとゴーギャン(Van Gogh & Gauguin : Reality & Imagination)』で

最も気になった作品はやはりゴッホの作品だった。


『パイプと麦わら帽子の自画像(Self-Portrait with Pipe and Straw Hat)』(1887年)


『モンマルトル、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの裏
(Montmartre : Behind the Moulin de la Galette)』(1887年)

 唐突に現れるラフなタッチのこの2作品は明らかに後の野獣派(Fauvism)に影響を与えている

はずで、ゴッホ自身はさらにスタイルを変えて、うねるような描線をモンティセリのように

油絵の具を塗りたくるように描くようになるのだが、ゴッホが何を参考にこのようなタッチで

描いたのかよく分からない。あるいは習作(study)なのか?


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