tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

べっぴん奈良漬は、とても美味しい奈良風「食べるラー油」です!

2013年02月26日 | 奈良にこだわる
皆さんは「和風ラー油 べっぴん奈良漬」をご存じだろうか。元バスガイドで主婦の五十嵐裕希(いがらし・ゆき)さんが開発された食品で、奈良の新しいお土産である。あっさり甘口の「食べるラー油」で、具は細かく刻んだ奈良漬である。五十嵐さんのFacebook(基本データ)によると
※トップ写真は1/24撮影。向かって右端が五十嵐裕希さん、左端は羽原あき子さん(ならどっとFM)

おつけものの大会にて全国準グランプリを獲得しました。和風らー油べっぴん奈良漬は上質なごま油をベースに奈良漬をつけこんであります。にんにくと辛味は控えめでフライドオニオンと昆布の旨みが奈良漬のおいしさをひきたてています。小さなお子様にも大好評です。ごはんのおともとしてパンやピザ、焼飯などの炒め料理に調味料としてもおいしくお召し上がりいただけます。

あっさり白瓜奈良漬も大好評をいただいております。酒粕のにおいも控えめで、パリパリした食感んがクセになります。甘口でお子様でも食べやすく、お茶うけなどにも喜んでいただいております。茶がゆにも最高にあいますよ。


行き届いた紹介記事が奈良経済新聞(2012.1.21付)に出ていた。タイトルは《奈良の新土産「べっぴん奈良漬」、元バスガイドの主婦が開発》である。全文を引用する。

上質なごま油となたね油を使うラー油に浅漬けの奈良漬が入った「和風らー油 べっぴん奈良漬」が、これまで奈良漬を苦手としていた人にも受け入れられ、奈良の新土産としても注目を集めている。開発を手掛けたのは奈良市内在住の主婦・五十嵐裕希さん(39)。自作したラー油にたまたま奈良漬を入れてみたことがきっかけ。それは、生後1カ月の息子を病気で亡くし、人と話ができないほど精神的に落ち込んでいた時だった。それまで何をする気力もなかったが、なぜかラー油作りには没頭したという。ラー油に奈良漬を入れたことなど多くの偶然も重なり、「息子が商品として残りたいと思っているのでは」と思いを重ねる。

試行錯誤を重ね、ニンニクを控え昆布ベースで和風味のラー油を作り、奈良漬も厳選したウリを使い、コリコリとした食感を楽しむことができる。ラー油は6歳になる娘の舌を辛さの基準にしていることもあり、大人が食べても舌のほんのりとした辛味が残る程度の甘口に仕上げた。奈良漬は先入観で苦手意識を持っている人も少なくない。試作段階で「奈良漬が嫌いな友人に試食してもらった際も『おいしい』という評価を得た」といい、先入観のない子どもや若い人は初めから喜んで食べてくれるという。


元バスガイドの五十嵐さんは、ガイドの仕事で奈良に訪れた際に、客に土産物を薦めるのに困った経験があったことから、奈良の土産物にならないかという思いに加え、友人からの後押しもあって商品化を決意。右も左も分からない状態にもかかわらず、人と対面して話すのは得意という持ち前の行動力に加え、パッケージに印刷している鹿のイラストの制作や販売スタッフとして友人が協力してくれるなど、友人の支えで昨年(2011年)8月、商品化にこぎ着けた。

昨年10月に初めて「奈良フードフェスティバル2011」で対面販売を行い、72個を完売する日もあるなど好評を得た。昨年12月には漬物のグランプリを決める「T-1グランプリ2011」で、西日本ブロック個人の部でグランプリに。今年1月15日に東京で行われた決勝大会では個人の部で準グランプリに輝いた。

T-1グランプリについて、「1人の力ではなく、娘や友達の応援・協力があってのこと」と感謝の思いを語る五十嵐さん。「奈良漬を、奈良の人においしいと分かってもらい親しんでもらえるように。奈良のお土産としてアピールできるものになれば」と話す。価格は630円。東大寺門前夢風ひろば内の「東大寺門前市場」、「なら和み館」などのほか、インターネットでも販売する。


ならまちの「ならどっとFM」という局で、私は月1回・1時間の生番組に出演している。「ソムリエtetsudaの“どっぷり!奈良漬”」(毎月第4木曜日19:00~20:00)という番組で、1月からのスポンサーがべっぴん奈良漬の五十嵐さんである。その関係で、番組の冒頭にご本人や娘さん、お友達などが登場され、スタジオはとても賑やかになる。2月の放送は28日(木)なので、今から楽しみにしている。1月の放送ではオンエア中に、羽原あき子さん(番組進行役)が握ってきてくださったおにぎりにべっぴん奈良漬をかけて、美味しくいただいてしまった。



五十嵐さんは「奈良漬が苦手な人にも、食べてもらいたい」とおっしゃる。私のところは家族も親戚も実家のご近所さんも、みんな奈良漬が大好きなので、よくお土産に買って帰る。なので「奈良漬が苦手な人って、いるのですか?」とお聞きしてみたが、どうやら「いる」ようである。試しに、私の職場の女子社員数名に聞いてみると「奈良漬が好き」とか「よく食べる」という社員は「皆無」だった! これには驚いた。べっぴん奈良漬のような奈良漬の食べ方は、コロンブスの卵だったのである。

鹿のパッケージも可愛いし、630円という値段も手頃である。お土産物には、単価500~600円のものが買いやすいのだ。ご飯や野菜サラダや冷や奴にかけても、ピザに載せても、炒飯と一緒に炒めても、とても相性がいい。

お求めは、「東大寺門前 夢風ひろば 門前市場」、「奈良 なごみ館」(奈良市高畑町)、「Ihatov Sora(イーハトーヴ ソラ)」(奈良市帝塚山南)、「かしはらナビプラザ」(近鉄大和八木駅ロータリー)、「薬師寺門前 AMRIT(アムリット)」、「西ノ京みやげ処 きとら」(唐招提寺駐車場横)、「あーく煌々」(大和郡山市下三橋町)、「伊丹空港 空港専門大店」、「香芝SA」(西名阪自動車道)、「天理PA」(名阪国道)などなど。もちろんネットでも買える。

奈良で生まれた、奈良ならではの食品であり新名産である。ぜひ、お買い求めいただきたい。
コメント (2)
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