RURIHAI(瑠璃杯)とは何か。正倉院宝物の「瑠璃杯(るりのつき)」ではない。天理市の酒好き女子職員が開発したお土産用の日本酒セット(180ml×2本で1,000円)である。読売新聞奈良版(10/5付)の「女心くすぐる天理地酒 RURIHAI 市女性職員、酒蔵と開発 正倉院宝物酒器イメージ/土産、贈り物に」によると、
※トップ写真はYOMIURI ONLINE から拝借。完成した「RURIHAI」
を手にする(左から)吉田さん、石田さん、工藤さん(天理市役所で)
奈良県天理市役所の女性職員と地元の酒蔵が協力して日本酒「RURIHAI(瑠璃杯)」を開発した。天理の地酒の魅力を発信しようと職員側が企画。酒蔵や天理駅前広場で開かれる天理マルシェで販売される予定だ。“酒好き女子”を自認する職員らは「女性にも気に入ってもらえる味わいで、天理のお土産に選んでもらいたい」と呼びかけている。
きっかけを作ったのは、市職員同士の飲み仲間、吉田久恵さん(44)、石田久実代さん(37)、工藤千恵美さん(51)の3人。職種の違う3人だが、今年の市制60周年を機に大好きなお酒で天理をPRできないかと思案。昨年12月に市の会議で提案し、居酒屋に集まってはアイデアを練ってきた。
予算も経験もなかったが、同市の酒蔵「稲田酒造」と「増田酒造」に頼み込み、協力を得た。「女性でも飲みやすくて、ちょっとおしゃれ」をコンセプトに、3人はそれぞれの酒蔵が販売している商品の中から試飲を繰り返し、すっきりした飲み口の清酒を選んだ。
女性心をくすぐろうと、商品名やパッケージも試行錯誤。奈良が誇る正倉院宝物の酒器「瑠璃杯(るりのつき)」をイメージしたものに落ち着いた。お土産として持ち帰りやすいよう、180ミリ・リットルの2本セットで1000円(税抜き)に設定し、今月初めに完成した。
県酒造組合(大和高田市)によると、県内の酒蔵ではアルコール度数を下げたソフトタイプやスパークリングタイプなど女性が好む商品の開発が進んでおり、日本酒を楽しむイベントにも女性の参加者が目立つようになってきているという。吉田さんは「同年代の女性たちも地元の日本酒に親しむ機会が増えればうれしい。仕事終わりの一杯や、妻や恋人へのプレゼントにも活用してもらいたい」と話している。問い合わせの窓口は、稲田酒造(0743・62・0040)へ。
これは面白い試みである。パッケージはお洒落だし、「すっきりした飲み口の清酒」なら、女性や若者にも受けそうだ。私の知人で天理市職員の葛本恵さんによると、
天理市制60周年記念事業「日本酒プロジェクト」として、地元酒蔵さん(稲田酒造、増田酒造)と天理市役所酒好き女子で、お土産を開発。「仕事はマジメに、プライベートはへべれけ」を合言葉に、自分たちがもらって嬉しい、飲みたい!日本酒「瑠璃杯 ―RURIHAI―」が、ついに完成。女性が開発に携わったというだけあって、そのままプレゼントに使えるおしゃれなパッケージです。
天理市では「白堤」の宮崎酒造が撤退したと聞き、心配していたが、稲田酒造と増田酒造がこんな新たなコンセプトのお酒を作られたとは、嬉しいニュースである。この日曜日、「天理のいいとこ再発見バスツアー」で同市を訪れるので、ぜひお土産に買って帰りたいと思う。葛本さん、興味深い情報のご提供、有難うございました!
※トップ写真はYOMIURI ONLINE から拝借。完成した「RURIHAI」
を手にする(左から)吉田さん、石田さん、工藤さん(天理市役所で)
奈良県天理市役所の女性職員と地元の酒蔵が協力して日本酒「RURIHAI(瑠璃杯)」を開発した。天理の地酒の魅力を発信しようと職員側が企画。酒蔵や天理駅前広場で開かれる天理マルシェで販売される予定だ。“酒好き女子”を自認する職員らは「女性にも気に入ってもらえる味わいで、天理のお土産に選んでもらいたい」と呼びかけている。
きっかけを作ったのは、市職員同士の飲み仲間、吉田久恵さん(44)、石田久実代さん(37)、工藤千恵美さん(51)の3人。職種の違う3人だが、今年の市制60周年を機に大好きなお酒で天理をPRできないかと思案。昨年12月に市の会議で提案し、居酒屋に集まってはアイデアを練ってきた。
予算も経験もなかったが、同市の酒蔵「稲田酒造」と「増田酒造」に頼み込み、協力を得た。「女性でも飲みやすくて、ちょっとおしゃれ」をコンセプトに、3人はそれぞれの酒蔵が販売している商品の中から試飲を繰り返し、すっきりした飲み口の清酒を選んだ。
女性心をくすぐろうと、商品名やパッケージも試行錯誤。奈良が誇る正倉院宝物の酒器「瑠璃杯(るりのつき)」をイメージしたものに落ち着いた。お土産として持ち帰りやすいよう、180ミリ・リットルの2本セットで1000円(税抜き)に設定し、今月初めに完成した。
県酒造組合(大和高田市)によると、県内の酒蔵ではアルコール度数を下げたソフトタイプやスパークリングタイプなど女性が好む商品の開発が進んでおり、日本酒を楽しむイベントにも女性の参加者が目立つようになってきているという。吉田さんは「同年代の女性たちも地元の日本酒に親しむ機会が増えればうれしい。仕事終わりの一杯や、妻や恋人へのプレゼントにも活用してもらいたい」と話している。問い合わせの窓口は、稲田酒造(0743・62・0040)へ。
これは面白い試みである。パッケージはお洒落だし、「すっきりした飲み口の清酒」なら、女性や若者にも受けそうだ。私の知人で天理市職員の葛本恵さんによると、
天理市制60周年記念事業「日本酒プロジェクト」として、地元酒蔵さん(稲田酒造、増田酒造)と天理市役所酒好き女子で、お土産を開発。「仕事はマジメに、プライベートはへべれけ」を合言葉に、自分たちがもらって嬉しい、飲みたい!日本酒「瑠璃杯 ―RURIHAI―」が、ついに完成。女性が開発に携わったというだけあって、そのままプレゼントに使えるおしゃれなパッケージです。
天理市では「白堤」の宮崎酒造が撤退したと聞き、心配していたが、稲田酒造と増田酒造がこんな新たなコンセプトのお酒を作られたとは、嬉しいニュースである。この日曜日、「天理のいいとこ再発見バスツアー」で同市を訪れるので、ぜひお土産に買って帰りたいと思う。葛本さん、興味深い情報のご提供、有難うございました!