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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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今井町(橿原市)が、道徳の副読本に掲載!

2015年06月16日 | 奈良にこだわる
今井町町並み保存会会長の若林稔さんのブログに、「今井町が教材に!小学校の授業で今春新学期から道徳教育に導入」という記事が出ていた。
※トップ写真は、今井町町並み保存会の公式HPから拝借

「道徳」はこれまでは「教科外」だったが、このたび「教科」に格上げされることになった。Wikipedia「道徳教育」によると《これまでは、小学校、中学校、中等教育学校の前期課程に教科外活動(領域)として道徳の時間の授業があったが、2015年(平成27年)3月27日の学習指導要領の一部改正により、これまで教科外活動(領域)であった小学校・中学校の「道徳」を、「特別の教科 道徳」とし、教科へ格上げした》。その「教科」としての道徳の時間に使われる小学校4年と6年の『奈良県の資料』(東京書籍)に、今井町が紹介されたのである。若林さんのブログから抜粋すると、

小学校の授業で今春新学期から道徳教育が2015年(平成27年)3月27日の学習指導要領の一部改正により、これまで教科外活動(領域)であった小学校・中学校の「道徳」を、「特別の教科 道徳」とし、教科へ格上げされた。これに伴い、新しくできた「奈良県の資料」が、東京書籍から4年生で《今井の町なみ》、6年生で《「おもてなし」は今井から》と題して出版され、県下の小学校で使われている。  

6年生で《「おもてなし」は今井から》では「大和今井の茶粥」での接待を通しておもてなしの大切さを教材にしてくれている。小学校4年生の《今井の町なみ》では今井町を訪れるときのマナーを芯にして家を大切にする心、先祖を敬う心を感じた。

今井町からの教材はこれまでに『奈良県の暮らし』(日本文教出版)を使って4年生で社会科の授業で今井町の保存と生活を学習してくれており、再々県下の小学生が研修に訪れてくれていたが、更に今井町を理解してくれる機会が増えることは大変うれしい。教育の立場から今井町を勉強する機会をこんなにもたくさん導入してくださった教育指導者の見識に感謝したい。


『奈良県の資料』に載った全文は、上記の若林さんのブログに掲載されている(JPEG)。今井町の「おもてなし」については、私も早くから気づいていて、2009年には「今井町で学ぶもてなしの心」というツアーも実施した。ツアーの様子は、こちら(PART1)と、こちら(PART2)に紹介している。

若林さん、これまでの地道な活動が実を結びましたね、おめでとうございます。これからも素晴らしい The Spirit of IMAI(今井町の心)を、子々孫々にまでお伝えください!
コメント (2)
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