tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ナント・なら応援団/7年目を迎え、ますます快調!

2016年05月17日 | 奈良にこだわる
南都銀行の退職者約40人で組織されるボランティアガイド団体「ナント・なら応援団」は、2010年の結成以来、はや7年目を迎えた。この時期はガイド活動もたけなわである。昨日(5/16)は産経新聞夕刊(大阪本社版)に大きな広告が掲載された(トップ画像)。写真は霊山寺および矢田寺のガイド風景と、研修の様子。研修の講師は、「ナント・なら応援団」代表幹事の門口誠一さんである。本文には、

がんばってます!「ナント・なら応援団」
地元に住み、地元を愛する南都銀行OB・OG(約40人)でつくる「ナント・なら応援団」 奈良県下の社寺などで拝観のガイドを行うボランティアグループです! 「親切・丁寧!」「説明がわかりやすい」と大好評。元銀行員のきめ細やかな対応を強みに、今後も拝観者の皆さまに喜んでいただけるよう 活動してまいります。

どこに行ったら会えるの?
「祈りの回廊 秘宝秘仏特別開帳」期間中の社寺、春日大社、大安寺、霊山寺、矢田寺(金剛山寺)、壷阪寺 などなど(対象社寺は、時期によって変更があります)! ガイドはすべて無料! 赤いベストが目印です。お気軽にお声かけください。



「ナント・なら応援団」代表幹事の門口誠一さん

もともと2010年に開催された「平城遷都1300年祭」の「奈良大和路 祈りの回廊 秘宝秘仏特別開帳」事業の対象社寺でガイド活動を担うべく結成された団体である。つまり1年限りの活動を予定していた。しかしこの事業もガイドも大好評いただいたため、次年度以降も継続して実施することになった。

この団体は門口さん(代表幹事)の協力がなければ、成り立たなかっただろう。いつもシンプルで分かりやすい社寺別のマニュアルを作ってくださり、団員はまずはこれを勉強し、覚えてからガイドに臨む。社寺のガイドで注意すべきは、「寺伝」「社伝」を尊重すること。市販本やネット上では、いろんな説が出ている。しかし当該社寺でガイドをする限りは、「寺伝」「社伝」に拠った解説をしなければならない。門口さんのマニュアルはその方針に沿って、簡潔にまとめられている。


矢田寺(金剛山寺)。ガイドは谷(かせたに)さん

現在の団員は約40人だが、引退した人を含めると、60人以上の規模である。メンバーの高齢化をカバーするため、毎年のように新規募集をかけているのである。最近は定年延長制度(60歳→65歳への延長)により、60歳で入団してくれる人は少なくなった。しかし65歳になってからいきなりガイドを始めるのはなかなか難しい。やはりある程度の予備知識(奈良検定でいえば2~1級程度)が求められるからで、65歳ではやや遅い。このあたりをどう解決するかが、目下の課題である。


霊山寺(りょうせんじ)。ガイドは上田さん

「ナント・なら応援団」での活動がきっかけで、お寺に就職した人もいる。お寺の希望で、特別開帳の期間外にガイドを務めている人もいる。神道や仏教に目覚め、独自に深い勉強を始めた人もいる。銀行ではよく「命に次に大切なおカネをお預かりしているのですから…」ということを枕詞のようにいうが、退職後「命に次に大切なのは、おカネではなかった」ということが分かるのだろう。

まる1日(約8時間)、社寺でガイドをするには、体力がいる。空調設備のないところがほとんどなので、暑さ・寒さ対策も大変だ。しかし、メンバーの皆さんはこの活動を生きがいのように感じ、元気いっぱいにガイドされている。特別開帳ならぬ「特別快調」だ。ガイドがきっかけで、生涯の友を見つけた人もいる。「ナント・なら応援団」の皆さん、これからもご活躍を期待しています! 皆さん、赤いベストをお見かけになったときは、ぜひお声かけください!
コメント (2)
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