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奈良女子大の公開講座「地方消滅は本当か?」10月22日(土)開催!(2016 Topic)

2016年10月11日 | お知らせ

奈良女子大学の大学院が「地方消滅は本当か?人口減少社会と地方創生」という公開講座を開催する。講師は同大教授の中山徹氏である。参加は無料だが申し込みが必要だ。同大学のHPによると、

2015年の人口は1億2700万人です。将来人口予測によりますと2110年には4300万人まで減少します。この値は明治31年とほぼ同じで、もし出生率が回復しなければ100年後には100年前の人口に戻りそうです。また東京一極集中が是正されなければ、現在人が住んでいる地域のうち、19%が2050年までに無人化すると言われています。

政府や自治体は地方創生を進め、出生率の回復を図り、東京一極集中を解決しようとしています。はたして計画通り進むのでしょうか、課題はどこにあるのでしょうか。それらの点を考えます。

『地方消滅は本当か?人口減少社会と地方創生』
・開講日時 10月22日(土) 10時30分―12時00分
・場  所  奈良女子大学理学部G棟 G101教室
・講  師  中山 徹 (生活環境科学系 住環境学領域 教授)
・定  員  100名
・資料準備の都合上、事前のお申し込みにご協力ください。定員に達し次第、締切といたします。
・受講料は不要です。
<お申込み>
電話・FAX・E-mail いずれかで「講座名、氏名、連絡先」を明記の上、お申込みください。
・TEL 0742-20-3734(土日祝日を除く10時から17時まで)
・FAX 0742-20-3958
・E-mail kouza@jimu.nara-wu.ac.jp


 人口減少と地域の再編 地方創生・連携中枢都市圏・コンパクトシティ
 中山徹
 自治体研究社

中山教授には、『人口減少と地域の再編』というご著書もある。版元の「書籍の内容」によると、

日本の多彩な国土を構成する地域が存亡の危機に立たされている。少子化に歯止めがかからず、100年後の人口は現在の3分の1。こうした状況に政府は「地方創生」というキーワードを提出した。では、この地方創生をどう評価すべきなのか。

政府が進める地方創生を概観し、47都道府県が策定した人口ビジョン、総合戦略の特徴を検証する。そして、人口減少社会において、政府は地域をどのように再編しようとしているのかを、再編の柱であるコンパクトシティとネットワークの現状分析を通してを捉える。地方創生とは一体何なのか、そしてどう対応すべきかを追究する。


人口減少は自治体職員ばかりでなく、大きな社会問題として全国民の関心事である。ぜひこの機会に確かな知識を仕入れていただき、この問題に対処していただきたい。お早めにお申し込みを!

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