前回のNHK大河ドラマ「真田丸」は、「第41回 入城」だった。九度山を脱出して大阪城に入城する幸村(信繁)が描かれる。NHKの番組HPによると、
豊臣秀頼に味方することを決意した幸村。しかし、牢人たちが大坂城に集まっていることを知った家康は、九度山の見張りを増やすように命じる。幸村は、脱出のための策を練る。一方、信之には家康からの出陣命令が届く。信之は、2人の息子の初陣にしようとするが、稲から、ある提案がなされる。そして、大坂城に向かった幸村は、茶々と運命の再会をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/73/56d1674fd2a85aa1dc4fa8ca5968402e.jpg)
私はどうしても故郷・九度山のシーンに目が行く。歴史においても、信繁は村人を集めて九度山で宴会を開き、その最中にスキを見て大坂へ出奔するとなっている。ドラマでは、村長・長兵衛の屋敷で宴が開かれる。そこに監視役である竹本義太夫(浅野家家臣)が訪れ、「ここを出るようなどと思わぬように」と釘を刺す。竹本も宴に参加し、酒を酌み交わすが、その宴の最中、雁金(かりがね)踊りに乗じて、1人、また1人と真田の家来が姿を消していく…。
古寺で真田方は落ち合うが、そこで1人の村人が「俺も連れてってくれ…」と願い出る。さらに「山を下りる近道、知ってるぜ」と言う。一方長兵衛は、竹本の捜索を妨害し、信繁たちの脱出を後押しする。家康は、信繁の脱出を知り「真田昌幸の息子だ。昌幸のことは、いまだに語り継がれておる。士気がどれほど上がるか…」と警戒する。
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大坂城に入城した信繁は、すでに相当の年寄りになっていた、という話がある。この話をひねって三谷幸喜は「信繁が老人に変装して入城した」というストーリーを作り上げた。これは面白い発想だし、堺雅人のメイクは、とてもよくできていた。
大坂城で再会した豊臣秀頼は、立派な偉丈夫になっていた。秀頼役の中川大志は、とてもカッコいい、これははまり役だ。茶々はのちに信繁と対立するのだが、ここでは素直に再会を喜んでいた。
大坂城が賑やかなことになってきた。次回はこの城の中での意見の対立が描かれる。大坂冬の陣も近い。では今回も締めに、藤丸タダアキさんの感想を紹介しておく。
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哀川翔扮する後藤又兵衛が登場。黒田如水に可愛がられた猛将です。そして、白石隼也扮する木村長門守重成が登場。岡本健一扮する毛利勝永が登場。大坂の陣で最も評価を上げた人物です。そして、今井朋彦扮する大野治長がそれをまとめていきます。真田丸41話はいよいよ総仕上げ大坂の陣に向けたキャストがそろい始めました。
さて、家康は浪人の大阪入城を聞いて、信繁が大坂城に入場しないように指示しました。信繁と梅(黒木華)の娘、すえ(恒松祐里)も無事に嫁ぐことがきまりました。信之の息子の信吉(こう 長野里美の息子)と信政(いね 吉田羊の息子)がもめます。兄の信吉が弱いので、弟の信政が攻めます。
この二人の関係はかなり複雑で、後に真田家に大きな災いをもたらします。それは信之が亡くなった後の話になります。しかし、稲は信之に自分の子供ではないが長男の信吉を跡取りに推薦します。真田家はこのように女性の逸話が多いですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/56/dd26f466f2a5ed605d479708509dcbc9.jpg)
一方の信繁は九度山を抜け出すために、地域の住民を宴会に誘い出します。これは史実として残っている話で、明け方に武装して去ったといわれています。しかし農民の協力があったのは事実で、信繁が好かれていた証拠です。信繁の入城を聞いて家康は動揺します。実は真田家は九度山の真田が入城したと宣伝しました。それを聞いて家康は持っていた器を落としたという逸話があります。
一方、信繁は老人に変装して入城します。逸話では山伏姿だったそうです。信繁は入城の際の名簿に幸村と記名しました。ここからは幸村と紹介します。
秀頼に拝謁した幸村は兵糧の策などを献策します。そして自分を大きく大きく見せようとしました。信繁は自分の力を最大限に発揮できる環境つくりに躍起になります。しかし隣にいた大野治長はいい顔をしませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9e/0a7801993947658adb758c6ad43e598f.jpg)
真田丸41話入城では、いよいよ大坂城に入場し、徳川との対決に向かいます。これから、大阪城に入場したほかの武将との関係が全面に出るでしょう。
無名の名将幸村は自分が最大限に活躍できる土台作りが見ものです。大坂の陣の最後は全員が幸村の元に力を結集しようとしていきます。真田丸はまだ41話です。これからが見ものです。真田丸は視聴率はなかなか好調のようですね。私自身は真田丸視聴率100%です(笑)大河ドラマを見るのは秀吉以来なので、とても久しぶりです。
そして、長澤まさみ扮するきりの活躍が際立ってきます。幸村と春(松岡茉優)は年齢が離れているので、その間にきりが必要だったのですね。真田丸のきりの立ち位置がやっと見えてきました。きりは真田家の子を産まなかったのか、ちょっとわかりません。しかし、この当時は家の中で女性の地位はかなり曖昧でした。そのうえでも、真田家は女性の役割が大きかったのだろうなと思います。真田丸41話入城の感想を書きました。
豊臣秀頼に味方することを決意した幸村。しかし、牢人たちが大坂城に集まっていることを知った家康は、九度山の見張りを増やすように命じる。幸村は、脱出のための策を練る。一方、信之には家康からの出陣命令が届く。信之は、2人の息子の初陣にしようとするが、稲から、ある提案がなされる。そして、大坂城に向かった幸村は、茶々と運命の再会をする。
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私はどうしても故郷・九度山のシーンに目が行く。歴史においても、信繁は村人を集めて九度山で宴会を開き、その最中にスキを見て大坂へ出奔するとなっている。ドラマでは、村長・長兵衛の屋敷で宴が開かれる。そこに監視役である竹本義太夫(浅野家家臣)が訪れ、「ここを出るようなどと思わぬように」と釘を刺す。竹本も宴に参加し、酒を酌み交わすが、その宴の最中、雁金(かりがね)踊りに乗じて、1人、また1人と真田の家来が姿を消していく…。
古寺で真田方は落ち合うが、そこで1人の村人が「俺も連れてってくれ…」と願い出る。さらに「山を下りる近道、知ってるぜ」と言う。一方長兵衛は、竹本の捜索を妨害し、信繁たちの脱出を後押しする。家康は、信繁の脱出を知り「真田昌幸の息子だ。昌幸のことは、いまだに語り継がれておる。士気がどれほど上がるか…」と警戒する。
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大坂城に入城した信繁は、すでに相当の年寄りになっていた、という話がある。この話をひねって三谷幸喜は「信繁が老人に変装して入城した」というストーリーを作り上げた。これは面白い発想だし、堺雅人のメイクは、とてもよくできていた。
大坂城で再会した豊臣秀頼は、立派な偉丈夫になっていた。秀頼役の中川大志は、とてもカッコいい、これははまり役だ。茶々はのちに信繁と対立するのだが、ここでは素直に再会を喜んでいた。
大坂城が賑やかなことになってきた。次回はこの城の中での意見の対立が描かれる。大坂冬の陣も近い。では今回も締めに、藤丸タダアキさんの感想を紹介しておく。
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哀川翔扮する後藤又兵衛が登場。黒田如水に可愛がられた猛将です。そして、白石隼也扮する木村長門守重成が登場。岡本健一扮する毛利勝永が登場。大坂の陣で最も評価を上げた人物です。そして、今井朋彦扮する大野治長がそれをまとめていきます。真田丸41話はいよいよ総仕上げ大坂の陣に向けたキャストがそろい始めました。
さて、家康は浪人の大阪入城を聞いて、信繁が大坂城に入場しないように指示しました。信繁と梅(黒木華)の娘、すえ(恒松祐里)も無事に嫁ぐことがきまりました。信之の息子の信吉(こう 長野里美の息子)と信政(いね 吉田羊の息子)がもめます。兄の信吉が弱いので、弟の信政が攻めます。
この二人の関係はかなり複雑で、後に真田家に大きな災いをもたらします。それは信之が亡くなった後の話になります。しかし、稲は信之に自分の子供ではないが長男の信吉を跡取りに推薦します。真田家はこのように女性の逸話が多いですね。
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一方の信繁は九度山を抜け出すために、地域の住民を宴会に誘い出します。これは史実として残っている話で、明け方に武装して去ったといわれています。しかし農民の協力があったのは事実で、信繁が好かれていた証拠です。信繁の入城を聞いて家康は動揺します。実は真田家は九度山の真田が入城したと宣伝しました。それを聞いて家康は持っていた器を落としたという逸話があります。
一方、信繁は老人に変装して入城します。逸話では山伏姿だったそうです。信繁は入城の際の名簿に幸村と記名しました。ここからは幸村と紹介します。
秀頼に拝謁した幸村は兵糧の策などを献策します。そして自分を大きく大きく見せようとしました。信繁は自分の力を最大限に発揮できる環境つくりに躍起になります。しかし隣にいた大野治長はいい顔をしませんでした。
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真田丸41話入城では、いよいよ大坂城に入場し、徳川との対決に向かいます。これから、大阪城に入場したほかの武将との関係が全面に出るでしょう。
無名の名将幸村は自分が最大限に活躍できる土台作りが見ものです。大坂の陣の最後は全員が幸村の元に力を結集しようとしていきます。真田丸はまだ41話です。これからが見ものです。真田丸は視聴率はなかなか好調のようですね。私自身は真田丸視聴率100%です(笑)大河ドラマを見るのは秀吉以来なので、とても久しぶりです。
そして、長澤まさみ扮するきりの活躍が際立ってきます。幸村と春(松岡茉優)は年齢が離れているので、その間にきりが必要だったのですね。真田丸のきりの立ち位置がやっと見えてきました。きりは真田家の子を産まなかったのか、ちょっとわかりません。しかし、この当時は家の中で女性の地位はかなり曖昧でした。そのうえでも、真田家は女性の役割が大きかったのだろうなと思います。真田丸41話入城の感想を書きました。