 | 飛鳥から遥かなる未来のために(白虎・前編) ～聖徳太子たちの生きた時代～ |
| 朝皇龍古 | |
| ブイツーソリューション |
朝皇龍古（あさみ・りゅうこ）さんの歴史小説『飛鳥から遥かなる未来のために』シリーズの『白虎・前編～聖徳太子たちの生きた時代～』が発刊された。青龍、朱雀（前編・後編）に次ぐ４作目である。版元の紹介文には、
政事（まつりごと）を行う者の志とは何か、責任とは何か。
本作は歴史小説『飛鳥から遥かなる未来のために』シリーズの４作目である。大后の炊屋姫（かしきやひめ）から政治全般を任された上宮太子（聖徳太子）は、大后や大臣の蘇我馬子の支援を受けつつ、腹心たちと力を合わせて強力な中央集権国家造りに取り組んでいく。
施策実行の過程で、政治を担当するときの心構え、維摩経の教え、冠位十二階での人材登用の苦労、十七条憲法の精神や官僚の在り方などが描かれる。また、半島三国との厳しい外交交渉、軍事行動、友情も示される。多くの歴史研究と深い人間洞察を踏まえて書かれる「もしかしたら、こうだったかもしれない日本の物語」、いよいよ佳境へ。
 | 奈良に誓う |
| 鏡清澄・朝皇龍古 | |
| ブイツーソリューション |
朝皇龍古さんは、私の知人・鏡清澄（かがみ・きよすみ）さんの奥さまである。鏡さんにも４冊のご著書があり、そのうちの１冊『奈良に誓う』は奥さんとの共著である。とても興味深い小説であり夫婦合作も珍しいので、KBS京都テレビにも出演され、話題になった。
『飛鳥から遥かなる未来のために(白虎・前編)』は、昨日入手したばかりなので、これから拝読するところである。今回はどんな展開になるのか、今から楽しみだ。
