tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

春日大社の南 3本の禰宜道(ねぎみち)と鷺原道(さぎはらみち)/毎日新聞「ディスカバー!奈良」第14回

2017年04月19日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が執筆する毎日新聞奈良版の「ディスカバー!奈良」(毎週木曜日掲載)、先週(4/13)掲載されたのは「春日大社南の森を散策 奈良市のささやきの小径、鷺原道」、執筆されたのは同会会員の中村茂一(しげかず)さん。中村さんはアウトドア派で、よく奈良公園周辺を歩いておられる。このあたりは市街地のすぐ近くなのに、別世界のような森が広がっている。全文を紹介すると、
※トップ写真は「ささやきの小径」(下の禰宜道)

春日大社の南側にはうっそうとした森が広がっています。その森に、高畑界隈の街並みへ抜ける3本の道があります。東側から「上(かみ)の禰宜道(ねぎみち)」、中(なか)の禰宜道」、下(しも)の禰宜道」と呼ばれています。昔、高畑の社家(しゃけ)町から禰宜(神官)が春日大社に通うのに使われていたので、そう呼ばれています。

「下の禰宜道」は「ささやきの小径」とも呼ばれ、南に抜けたところには志賀直哉旧居やおしゃれなカフェがあります。表参道の混雑から離れ、自然の森を静かに散策するおすすめのエリアです。



瓢箪(ひょうたん)灯籠の横の鷺原道

また、飛火野(とびひの)の南側からは、表参道の瓢箪灯籠(ひょうたんとうろう)につながる「鷺原道(さぎはらみち)」があります。小川を越えるので、ちょっとした冒険気分を味わうことができますが、ところにより通行できないこともあります。

メモ:近鉄奈良駅から徒歩約30分、あるいは奈良交通バス停「破石町」から徒歩約5分。【奈良まほろばソムリエの会 中村茂一】


ソメイヨシノは散ったが、これからは八重桜のシーズンだ。そのうち藤も咲き出すだろう。春の一日、ぜひ周辺を散策していただきたい。

コメント (3)
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