毎年12月1日は、生駒聖天こと宝山寺(生駒市門前町)の「大根炊(だ)き」の日である。スタートは11月30日の深夜24時だ。昨年の様子が朝日新聞(2016年12月2日付)に出ている。
※トップ写真は奈良県ビジターズビューローのサイトから拝借
宝山寺で大根炊き、深夜から8千食ふるまう
生駒市門前町の宝山寺で1日、恒例の「生駒聖天厄除(やくよけ)大根炊き」があった。前日から準備した約8千食分のふろふき大根が、午前0時から参拝者らにふるまわれ、正午ごろには配り終えた。
宝山寺青年会が企画。大根は宝山寺がまつる聖天(大聖歓喜天)が好むお供え物とされ、無病息災や商売繁盛の願いを込めた。大鍋から青年会の会員らが煮込まれた大根を引きあげると、ふわりと湯気が上った。多くの参拝者がカメラを向けた。
3年連続で訪れた生駒市新旭ケ丘の海老沢長五郎さん(77)は「寒い中でほっとします。準備していただいた方々に感謝です」と笑った。(市野塊)
この伝統行事にあわせて、今年(20107年)の12月1日(金)10:00~15:00には参道で「生駒聖天 参道ご縁市」(主催=生駒聖天さんどう会)が開催される。チラシには、
12月1日は聖天さんの厄除け大根炊き。参道では、ご縁市を開催します。あったかいもの・おもしろいものを楽しみながら参道をの~んびり歩きませんか? 大根料理・地域野菜・きもの遊び etc.
11月30日深夜の午前0時スタートということに驚く人も多いだろうが、宝山寺では毎日、夜中から夜明けにかけて「浴油供(よくゆく)」(浴油祈祷)という特別な行法が行われているのである。
『国史大辞典』の「歓喜天」には《吉凶禍福を祈る現世利益の効験は秘法中の秘法とされる聖天法の浴油供など真剣な修法を通してはじめて達成されるもので、生駒山聖天など最も有名な霊場である》と記されている。詳しくは当ブログの「生駒聖天 宝山寺の浴油供/浴油祈祷」をご参照いただきたい。
今年も12月1日には、ぜひ生駒聖天さんへ!
※トップ写真は奈良県ビジターズビューローのサイトから拝借
宝山寺で大根炊き、深夜から8千食ふるまう
生駒市門前町の宝山寺で1日、恒例の「生駒聖天厄除(やくよけ)大根炊き」があった。前日から準備した約8千食分のふろふき大根が、午前0時から参拝者らにふるまわれ、正午ごろには配り終えた。
宝山寺青年会が企画。大根は宝山寺がまつる聖天(大聖歓喜天)が好むお供え物とされ、無病息災や商売繁盛の願いを込めた。大鍋から青年会の会員らが煮込まれた大根を引きあげると、ふわりと湯気が上った。多くの参拝者がカメラを向けた。
3年連続で訪れた生駒市新旭ケ丘の海老沢長五郎さん(77)は「寒い中でほっとします。準備していただいた方々に感謝です」と笑った。(市野塊)
この伝統行事にあわせて、今年(20107年)の12月1日(金)10:00~15:00には参道で「生駒聖天 参道ご縁市」(主催=生駒聖天さんどう会)が開催される。チラシには、
12月1日は聖天さんの厄除け大根炊き。参道では、ご縁市を開催します。あったかいもの・おもしろいものを楽しみながら参道をの~んびり歩きませんか? 大根料理・地域野菜・きもの遊び etc.
11月30日深夜の午前0時スタートということに驚く人も多いだろうが、宝山寺では毎日、夜中から夜明けにかけて「浴油供(よくゆく)」(浴油祈祷)という特別な行法が行われているのである。
『国史大辞典』の「歓喜天」には《吉凶禍福を祈る現世利益の効験は秘法中の秘法とされる聖天法の浴油供など真剣な修法を通してはじめて達成されるもので、生駒山聖天など最も有名な霊場である》と記されている。詳しくは当ブログの「生駒聖天 宝山寺の浴油供/浴油祈祷」をご参照いただきたい。
今年も12月1日には、ぜひ生駒聖天さんへ!