tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

明神山からタイムスリップ/世界遺産トラベル(王寺町のVR体感サイト)

2021年05月14日 | 観光にまつわるエトセトラ
月曜日(2021.5.10)の読売新聞奈良版に、「明神山からの絶景 手元に 王寺町 VR体感サイト 360度眺望 時代ごとの再現も」という記事が出ていた。コロナ禍の中、自宅で眺望することができるスグレモノだ。サイトには、こちらから入っていただける(王寺町のサイトは、こちら)。記事全文を引用すると、

王寺町が、大阪府との境にある明神山(標高273メートル)の山頂からの景色を最新のVR(仮想現実)技術で体感できる特設ページを、町の公式ホームページ内に開設した。360度にわたって見渡せる眺望のほか、古代までの時代ごとの景色をコンピューターグラフィックス(CG)で再現し、スマートフォンなどの画面で楽しめる。町は「出かけにくいコロナ禍でも、自宅で絶景を味わって」とする。(石山脩平)

明神山は山頂から、5エリアの世界遺産「古都奈良の文化財」「法隆寺」「百舌鳥もず・古市古墳群」「古都京都の文化財・延暦寺のある比叡山」「紀伊山地の霊場と参詣道」が眺められ、町は「五つの世界遺産を眺望できる山」とPRする。

スマホやパソコンで特設ページへアクセスすると、山頂から見た360度の景色が映し出される。現代だけでなく、近代、中世・近世、古代の時代ごとにCG再現した景色も見られるのが大きな特徴で、地域の移り変わりを楽しむことができる。寺社や名所の位置が一目でわかるようになっており、クリックすると解説文が表示される。英語や中国語などでも閲覧できる。

ページ名は「明神山からタイムスリップ・世界遺産トラベル」。町や観光協会などでつくる「王寺町の文化財を生かした観光拠点づくり協議会」が制作し、3月末に開設した。

昔の景色を再現する際には、歴史に詳しい職員や地元の教諭もまじえて議論を重ねた。町地域交流課の学芸員・岡島永昌さん(46)は「多くの人が明神山を知るきっかけにもなれば」と話している。


明神山は私も登ったことがあるが、山頂からの大パノラマは本当に素晴らしい。今回のVR体感サイトは、本当に山頂にいる雰囲気が味わえるし、「古代」「中世・近世」「近代」「現代」のそれぞれの景色が味わえるという仕掛けが素晴らしい。ぜひ、皆さんもこのサイトにアクセスしてください!

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