tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

中井食堂(奈良市窪之庄町)、肉うどんとかやくご飯で630円!/昭和レトロ食堂(2)

2021年05月18日 | グルメガイド
私のFacebookで、2日間(2021.5.13 & 17)にわたり《「皆さん、教えてください!」奈良県内にある「昭和レトロ」な大衆食堂・駅前食堂・洋食屋・中華屋さん(町中華)を探しています。ここへ来て、ご主人の高齢化と後継者難で、どんどんお店がなくなっているからです。大いにPRして、お店を盛り上げようと思います》と、読者に協力を呼びかけた。





おかげさまで初日は27ヵ店、2日目にはトータル51ヵ店ものお店が集まり、それをリストアップした(当記事の末尾ご参照)。当ブログ読者の皆さんも、ぜひお薦めの店をコメント欄にお書きいただきたい。さて今日は、先行で5/16に紹介した「寺坂」(下市町)に続く2ヵ店目として中井食堂(奈良市窪之庄町64)を紹介する。今日(5/18)のランチタイムに訪ねたばかりのお店である。



この店は天理街道(国道169号)沿いにあるが、少し奥まっているので、全く気づかなかった。最寄り駅だとJR帯解駅になる。南に行くと、もう天理市だ。うどんとかやくご飯を食べたかったが、食べログの情報では、これらがセットされた「かやくご飯定食」(税込み730円)は、「ボリュームたっぷり」と紹介されていた。



血糖値が高めで糖質制限している身としては、「どうしようかな~」と悩みながら訪ねたのだが、お店のドアを開けると「肉うどん(そば)630円 おにぎり、かやくご飯」の文字が。「おおこれはいい!」とこれを注文、こ飯ものはもちろん「かやく御飯」の方を選んだ。


薄味のかやくご飯は、さすがレトロ食堂の味!

出てきたのが写真の料理で、お茶碗一杯のかやく御飯は、私にはちょうどいい量だった。肉うどんもいいダシが出ていて、しかも関西風の薄味、これもとても美味しかった!そこに冷や奴がついて、栄養バランスも良い。


自家製の椎茸と昆布の佃煮が、いい味を出している!

店員のおばさんに話を聞くと、「開店してから30年ほどになります。今はコロナ禍でお客さんは少し時間をズラしていらっしゃいますが、皆さん同じようにズラされるので、かえって混み合うことがあります」と苦笑される。確かに私がピークタイム(正午過ぎ)に入店したときはお客さんは2人ほどだったが、帰る頃になってジワジワと増えてきた。あまり時間帯を気にせずに入店するのが良さそうだ。

創業から30年だと「平成レトロ」になるが、お味も内装も店員さんも、立派に昭和レトロ。皆さん、ぜひお訪ねください!

コメント
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