tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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律儀な奈良県民、国勢調査に高い回答率/産経新聞「データで見る奈良」by 秋山利隆さん

2022年11月16日 | 奈良にこだわる
産経新聞に連載されている南都経済研究所の「データで見る奈良」、先週(2022.11.8)掲載されたのは〈国勢調査 高い回答率/ネット活用は県内で格差〉、執筆されたのは同所主任研究員の秋山利隆さんだった。記事全文は画像を見ていただくとして、私が注目したのは、
※トップ写真は、御所市・一言主神社で11/13(日)撮影

1.奈良県民の国勢調査への回答率は、全国でも10位と高い(全国平均より5ポイントも高い)。
2.市町村別では、宇陀市、安堵町、明日香村、平群町、斑鳩町の順で高い。
3.うちインターネットによる回答率も、全国12位と高い。
4.市町村別では、王寺町、香芝市、生駒市、奈良市、三郷町の順で高い。


回答率が高いのは、律儀な奈良県民の県民性の賜物だと自慢したい。インターネットでの回答率が高いのは、県北部・西部のベッドタウンに集中した。ということは郵送での回答は、県中部・東部・南部ということになる。

私は月1~2回、奈良新聞「明風清音」欄に寄稿しているが、「読んだよ」と言って感想などを聞かせてくれるのは、ほとんどが県南部の人たちだ。インターネットより紙媒体で、情報を取っておられるのだろう。「デジタルデバイド」とも言えるが、年齢層とか地域性を反映しているということで、このような差が生まれるのは当然だろう。

国勢調査の結果一つで、こんな県民性が浮かび上がってくるのだ。怪しげな「ディスカバリー・エンターテインメント」より、よほど信頼できるというものだ。秋山さん、興味深いデータを、どうもありがとう!

コメント
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