tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

魚を知りつくした「すし処 魚正(うおしょう)」は、近鉄新大宮駅北口スグ

2022年11月15日 | グルメガイド
紹介するのが遅くなった。先月(2022.10.17)、年上の友人であるKさんと2人で、「すし処 魚正」(奈良市芝辻町 2-11-51)を訪ねた。このお店は2019年10月にオープンしたばかりだが、今年5月に刊行された『ミシュランガイド奈良2022』に掲載された。ご近所には、ミシュラン掲載店(一つ星)の「和 やまむら」がある。ミシュランのサイトには、


入店時は17時頃、すっかり日が短くなっていた



「魚正」は実家が営んでいた鮮魚店の屋号。主人は幼少期から魚に親しみ、すし職人の道に進んだ。和食の経験はつまみに生かす。うざく、丸茄子田楽、松茸の土瓶蒸しは季節の楽しみ。握りは地域の嗜好に合わせ、酢飯は甘めに塩梅。白醤油で炊く煮穴子、高菜を巻く鯖ずしなど仕事をした種が揃う。



かつて鮮魚店「魚正」は奈良市の船橋通商店街にあり、お近くに住んでいたKさんは、お使いでよくお店を訪ねたという。なお「ぱ~ぷる」のサイトには、







近鉄新大宮駅より、徒歩約4分と好立地な「すし処 魚正(うおしょう)」。大阪で30年修行した大将が、地元奈良で腕をふるう。「奈良や大阪の市場で仕入れた、日本各地の新鮮な魚介類を味わってもらい、地域の人々に愛されるお店にしていきたい」と語る大将。メニューは仕入れによって変わるので、毎日手書きのメニューが並ぶ。海なし県のお寿司と言って侮るなかれ。




おお、この秋初物の松茸の土瓶蒸し!

店内はとても明るく清潔で、オープン間もないような錯覚を覚える。コース料理は6,000円とか9,000円とか選べるようだが、あらかじめ「酒肴と寿司を半々くらいで、@10,000円の予算でお願いします」と予約しておいた。出てきたのが、写真の料理である。







工夫を凝らした一品と新鮮な寿司の数々、これは日本酒が進む!寿司にはイカ、タコ、光り物、玉子焼きなどは含まれず、豪華食材の直球勝負だ。入店時はわれわれ2人だけだったが、あとからカップルや家族連れが入ってきた。皆さん常連さんのようで、てきぱきとお好みの寿司を注文されていた。






アナゴは白醤油で炊いてあるので、上品な色に仕上がっていた!


アラ汁は、いいダシが出ていた!

お刺身から寿司、締めのアラ汁(赤だし)まで、とても美味しくいただいた。さすがミシュラン掲載店だけのことはある。駅の近くなので、帰りの足の心配もご無用だ。皆さん、ぜひ「魚正」をお訪ねください!
※食べログは、こちら
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