tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

染色アーティスト 中居公子さん/やまと人巡り(産経新聞奈良版)

2018年04月20日 | 奈良にこだわる
昨日(4/19付)の産経新聞奈良版「やまと人巡り」欄に、染色アーティストの中居公子さんが「国際公募展で4回目の入選」として紹介されていた。奈良市内にアトリエを構えている頃、いちどお邪魔したことがあるが、こんなすごいアーティストに成長していらっしゃったのだ!中居さんとその作品は、ええ古都なら(南都銀行の地域ポータルサイト)でも紹介されている。抜粋すると、
※トップ写真は「ええ古都なら」から拝借

奈良県葛城市にアトリエを構え、創作活動を行う中居公子さんは、日本の伝統文化を踏襲しつつ独自の染色技法を構築。フランスの権威ある作品展である「サロン・ドートンヌ展」2017年展で4回目の入選を果たす等、その作風は世界的にも評価を高めつつあります。

<プロフィール>染色アーティストとして創作の拠点を奈良に構えて20数年。 染色の伝統的な技法を服飾に限らず、ジャンルをこえて、心象風景をモチーフにした絵画や、柿渋や松煙墨など伝統色を使った灯り、文机などの工芸作品を創作している。

【出展、入賞歴】
日本芸術家協会展   出展
奈良県美術協会展   出展
日仏文化交流展    出展
(インゲルスハイム市開催)
熊本くらしの工芸展  入選
亜細亜現代美術展   入賞
スペイン美術展    入賞
サロン・ドートンヌ展 入賞
その他入賞歴多数

【Webページ】https://atelier-omoi.jimdo.com

店舗「Atelier(アトリエ)想い」奈良県葛城市兵家48-10(0745-48-3573)


中居さんは、こんなブログもお書きである。奈良が産んだ国際的染色アーティスト、これからもご注目ください!
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信長・秀吉の天下統一と大和十市氏(歴史に憩う橿原市博物館 特別展)/4月21日(土)~6月24日(日)開催!(2018 Topic)

2018年04月19日 | お知らせ
いよいよ土曜日(4/21)から、「歴史に憩う橿原市博物館」で春季特別展「信長・秀吉の天下統一と大和十市氏」が始まる。十市氏のことはご存じだろうか。『国史大辞典』の「十市氏(とおちし)」によると、

大和国中部の国人。春日社神人(国民)で、興福寺大乗院家坊人。同寺竜花院領三ケ井殿荘(奈良県大和郡山市)などの荘官で、本拠は十市平城(橿原市十市町)。出自は十市県主・中原氏というが不詳。文和二年(一三五三)の『東大寺文書』には「十市」氏に「トイチ」の訓注があり、少なくとも以後は「といち」と訓んだものであろう。室町時代中期の遠清以来、支配圏を山辺・城上・城下の三郡にも及ぼし(十市郷)、遠忠は山辺郡に竜王山城(天理市)を築き大名化を進めた。しかし、戦国時代末期松永久秀の進出で二派に分かれ滅亡した。

以下、展示とイベントに関する同館の告知文を貼っておく。ぜひ「歴史に憩う橿原市博物館」に足をお運びください!

歴史に憩う橿原市博物館 春季特別展のおしらせ
展示の見どころ
戦国の世、十市氏は奈良盆地南部の覇権を争っていました。その支配範囲は、最盛期には十市・式上・山辺の3郡に及びました。今回の特別展では、天下統一を目指す織田信長や豊臣秀吉の時代に、十市の地に本拠をおいた十市氏の命運を「十市氏の城」、「大和での戦い」、「大和平定」の3つのテーマで紹介します。会期中には、関連の講演会や十市氏ゆかりの地などを歩くウォークイベントも開催しますので、この春はぜひ当博物館へお越しください!

名称 平成30年度春季特別展『信長・秀吉の天下統一と大和十市氏』
場所 歴史に憩う橿原市博物館(橿原市川西町858-1)
期間 平成30年4月21日(土)~平成30年6月24日(日)9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館 月曜日(4月30日(月・祝)は開館、翌5月1日(火)は休館)
料金 大人300円、高・大200円、小・中100円(30名以上団体割引あり)

※4月21日(土)~27日(金)、5月15日(火)~20日(日)は「歴史に憩う橿原市博物館メモリアルウィーク」(日本遺産認定日(4月24日)・国際博物館の日(5月18日))のため観覧料無料!(4月23日(月)は休館)

イベント情報
講演会(全2回)
第1回 6月3日(日曜日)

「信長の天下、秀吉の天下」 講師:河内 将芳 氏(奈良大学 文学部教授)
会場:「シルクの杜」教室3(橿原市川西町855-1 博物館東隣)
定員:70名(先着順・午前9時30分開場)
時間:午前10時30分~午後0時
費用:無料

第2回 6月10日(日曜日)
「松永久秀と十市氏」 講師:天野 忠幸 氏 (天理大学 文学部准教授)
会場:「シルクの杜」教室3 (橿原市川西町855-1 博物館東隣)
定員:70名(先着順・午前9時30分開場)
時間:午前10時30分~午後0時
費用:無料
各回の講演会終了後、午後1時より博物館にて学芸員が特別展の解説を行います。
(観覧料が別途必要です。)

ウォークイベント
越智氏の城跡を歩く

日時:4月22日(日曜日)午後0時~午後4時(予定)
行程:当館(集合)→展示解説→光雲寺→越智城→貝吹山城→近鉄吉野線 飛鳥駅(解散)
   (全行程約7km。貝吹山城跡は、細く険しい山道です。)
対象:健脚の方   
費用:観覧料
持物:登山靴・登山杖(必要な方)・雨具
定員:30名(申込多数の場合は抽選)
申込:参加希望者全員の氏名・住所・年齢・電話番号を明記の上、往復はがきを
当館(634-0826 橿原市川西町858-1)へ郵送。4月13日(金曜日)必着。
備考:4月20・21日に橿原市域に降雨があった場合、貝吹山城跡には登りません。
   また、当日午前9時に橿原市域が雨天の場合、イベントを中止します。

北口聡人先生と十市氏の詰め城龍王山城跡を歩く
日時:5月13日(日曜日)午前9時30分~午後3時30分(予定)
行程:JR万葉まほろば線 柳本駅(集合)→天理市立黒塚古墳展示館
   →龍王山城南城跡(昼食)→龍王山城北城跡→JR万葉まほろば線 柳本駅(解散)
   (全行程約11km。標高差500m。平坦地はありません。)
対象:健脚の方   
費用:無料
持物:登山靴・登山杖(必要な方)・雨具
定員:30名(申込多数の場合は抽選)
申込:参加希望者全員の氏名・住所・年齢・電話番号を明記の上、往復はがきを
当館(634-0826 橿原市川西町858-1)へ郵送。4月30日(月曜日)必着。
備考:5月11・12日に天理市または桜井市域に降雨があった場合、及び、当日午前7時時点
   の奈良県北西部の降水確率が40%以上の場合、イベントを中止します。

学芸員とめぐる新沢千塚古墳群
日時:6月3日(日曜日)(北群)、6月10日(日曜日)(南群)
   午後2時~午後3時30分
定員:なし
時間:自由参加。当日午後2時に当館1階ホールに集合してください。
費用:無料
備考:当日午後0時に橿原市域に気象警報発令の場合、イベントを中止します。

HPアドレス http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/index.html
問合せ先 ℡0744-27-9681(直)担当 松井・竹鼻




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岡本彰夫教授の「こころの時代」(Eテレ)/4月22日(日)朝5:00~6:00!

2018年04月18日 | お知らせ
もと春日大社権宮司で奈良県立大学客員教授の岡本彰夫氏が、Eテレ(NHKテレビ)の「こころの時代」に登場!4月22日(日)朝5:00~6:00の放送で、タイトルは「古(いにしえ)の大和へ」。これは岡本教授にピッタリのタイトルである。聞き手は長年、NHK奈良放送局の「ならナビ」でメインアナを務めた原大策さん。番組のHPによると、

 大和のたからもの (奈良を愉しむ)
 岡本彰夫
 淡交社

こころの時代~宗教・人生~「古の大和へ」
奈良県立大学客員教授の岡本彰夫さんは、長らく春日大社に務めた神職でもある。奉職中は権宮司としてさまざまな祭りの復興に尽力するかたわら、奈良の美術工芸品「大和古物」を調べ上げるなど、奈良の伝統文化に光を当てる多彩な活動を続けてきた。長い時間の中で人々が受け継いできた技や知恵にこそ意味があると語る岡本さん。深い歴史をたたえる奈良で、岡本さんがたどり着いた境地を伺った。
【出演】奈良県立大学客員教授(元春日大社権宮司)…岡本彰夫,【きき手】原大策


 道歌(みちうた)入門 悲しいときに口ずさめ 楽しいときに胸に聞け
 岡本彰夫
 幻冬舎


これまでこの番組には、西山厚さんや田中利典師が出演され、しみじみと良いお話をうかがった。ぜひ再出演、再々出演していただきたいものだ。今回は聞き手が岡本教授とお親しい原大策さんなので、話が弾みそうで、これは楽しみだ。

 天が教えてくれた幸せの見つけ方 (『神様が持たせてくれた弁当箱』改題)
 岡本彰夫
 幻冬舎こころの文庫


皆さん、ぜひ今からタイマーをセットしてくださ~い!
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郡山城を築いた藤堂高虎(講話)/クラブツーリズム奈良で4月28日(土)開催!(2018 Topic)

2018年04月17日 | お知らせ
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎月1回(第4土曜日 13:00~14:30)、奈良にまつわる深い話をやさしく楽しく解説する「まほろばソムリエのヤマトロジー講座」を開催している。近鉄奈良駅ビル5階の「クラブツーリズム奈良旅行センター」で開催している。受講料は、香り高いコーヒーがついて1,200円だ。お申し込みはこちらのサイトまたはお電話で(0742-90-1000)。
※トップ写真は、講師の浅井博明さん

なおこのたび同センターの東(あずま)支店長は、見事「奈良まほろばソムリエ」に合格された。「門前の小僧習わぬ経を読む」というと失礼だが、毎月の耳学問が功を奏したことは間違いない。


奈良市中部公民館で講演される浅井さん

4月28日(土)は築城名人・藤堂高虎(とうどう・たかとら)を紹介する。講師は大和郡山市出身・在住の浅井博明さん。お城にはめっぽう詳しい。藤堂高虎とはどんな人物か。『デジタル大辞泉』によると、

[1556~1630]安土桃山時代・江戸初期の武将。近江の人。浅井長政・羽柴秀長・豊臣秀吉らに仕えた。関ヶ原の戦い、大坂の陣では徳川家康に属し、その功により伊勢・伊賀など32万石に封ぜられた。

さらに『世界大百科事典』には、

加藤清正とともに当代きっての城普請の名人でもあり,居城となった諸城のほか,1601年には近江膳所(ぜぜ)城,06年には江戸城,08年には丹波篠山城,20年(元和6)には大坂城の縄張りを,家康,秀忠の命によって行っている。さらに大坂の陣の軍議にあずかったり,秀忠の娘和子(東福門院)の入内につき朝廷との交渉をまかされるなど,外様大名でありながら,家康,秀忠の信任はあつかった。

これは興味深い。奈良というととかく「古代」に目が行きがちだが、近世にもいろんなことがあったのだ。なお、5月以降のラインナップも、同センターのHPから紹介しておく。

奈良のスペシャリストが「奈良まほろばソムリエ」がやさしく解説します!
【テーマ】
■5月26日
春日大社と原始林~ご創建1250年を祝して~講師:徳南 毅一
■6月23日
極悪人?松永久秀~その実像に迫る~講師:松永 佳緒莉
■7月28日
知ってるつもり?!興福寺~中金堂落慶をお祝いして~講師:山崎 愛子
■8月25日
奈良が発祥!大相撲~その魅力をひもとく~講師:柏尾 信尚
■9月22日
卑弥呼は大和に眠るか~邪馬台国と纒向遺跡~講師:池川 愼一
●開講日:毎月第4土曜日
●受講料:1,200円
●時間::13:00~14:30


ぜひ皆さん、「まほろばソムリエのヤマトロジー講座」にご参加ください!
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奈良まほろばかるたを作者が解説/奈良まほろば館(東京日本橋三越前)で4月22日(日)開催(2018 Topic)!

2018年04月16日 | 奈良にこだわる


【あ】飛鳥寺日本で一番古い寺/【か】蛙飛び行事世界遺産の金峯山寺
【さ】最古の歴史書古事記の編者太安万侶/【た】高山は茶筌(ちゃせん)の生産日本一
【な】奈良の鹿春日大社の神のお使い/【は】花の長谷寺舞台造りと登廊(のぼりろう)

これらは本年(2018年)1月、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」(啓発グループ)が制作した「奈良まほろばかるた」の読み札である。「奈良の誇りを子どもたちへ」の合言葉で、同会会員の米谷潔(よねたに・きよし)さんが原案を作られた。絵(コンピュータグラフィックス)は、絵本作家のなかじまゆたかさんに描きおろしていただいた。読み札の裏には詳しい解説文が載っている。

3月には希望する小中学校や子供会向けに、無料で贈呈させていただいた。意外だったのは老人ホーム。「入居者のぼけ防止に、カルタ大会をやりたい」といって大量にご購入いただいた。その米谷さんが東京・日本橋三越前の「奈良まほろば館」で講演をする。演題は《「奈良の良さ」を読んだ「奈良まほろばかるた」》。同館のHPによると、


なかじまゆたかさん(向かって左)と米谷潔さん

「奈良の良さ」を読んだ「奈良まほろばかるた」
(まほろばソムリエの深イイ奈良講座)

平成30年4月22日(日)14:00~15:30

NPO法人奈良まほろばソムリエの会の講座です。奈良の魅力を色々な切り口で楽しく語っていただきます。子どもたちに歴史・文化が豊かな奈良の良さを知ってもらいたいと奈良の自然、寺社、史跡、文化などで、奈良が「発祥」や「日本一」とされているものを取り上げ、子どもたちに覚えてもらいやすいようにやさしい言葉と短い文で表現したかるたを作りました。

読み札の裏には、より深く知ってもらうために解説文を載せています。絵はグラフィック絵画で、奈良らしい落ち着いた色調で描かれています。かるた文作りの苦労話も。2月に春日大社にかるたを奉納しました。当日は1セット1,200円でお引き渡しします。



1.日  時: 平成30年4月22日(日)14:00~(1時間半程度)
2.演  題: 「奈良の良さ」を読んだ「奈良まほろばかるた」
3.講  師: 米谷 潔 氏(NPO法人奈良まほろばソムリエの会 会員)
4.会  場: 奈良まほろば館2階
5.資料代 : 500円(当日受付にて申し受けます)
6.定  員: 70名(先着順)

7.申込方法
・ホームページ
 「申込フォーム」からお申し込みください。
・ハガキまたはFAX
 必要事項(講演名・講演日時・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢)を明記いただき、
 奈良まほろば館までお送りください。
 《お問い合わせ先》
 奈良まほろば館 【開館時間】10:30~19:00
 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 奈良まほろば館2F
 電話03-3516-3931 / FAX03-3516-3932
※聴講券等の発行はいたしません。定員に達し、お断りする場合のみご連絡いたします。
※申込後にキャンセルされる場合は事前にお知らせください。



かるたは「絵図屋」(奈良もちいどのセンター街)と、「クラブツーリズム奈良旅行センター」(近鉄奈良駅ビル5階)で販売している(@1,200円)。東京ではなかなか入手できないが、当日の会場ではかるたの即売もある。関東圏の皆さん、ぜひ足をお運びください!

※奈良日日新聞(2018年1月26日付)
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