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空にいるような軽い気分で・・・

ウチで咲いた花 27 イチリンソウ  (ウチの実家で咲いたキクザキイチゲ)

2013年05月22日 07時05分13秒 | ウチで咲いた花
田舎の春の山は、ショウジョウバカマやカタクリが斜面に生え、ちょっとした平地にイチリンソウやニリンソウが咲く。画像のイチリンソウは庭のいつもの決まった場所に咲いていた。子どもの頃は白しかなかったのに、だんだん色が付いたか、それとも色つきを父か母が植えたのか。

調べてみると、キクザキイチゲ(菊咲一華)というのだと判った。イチリンソウより小ぶりで、菊状花ではなく、真っ白な花のニリンソウが馴染みだった。それをチャワンカケと呼び習わしていた。白い茶碗の欠片が散らばっているようだと見做したのだろう。

イチリンソウもニリンソウも近寄りがたく可憐で清楚に思われて、摘んだり損ねたりしたことは一度もない。それなのに、今回は二株ほどを掘り起こして持ち帰ってきた。小さな庭の片隅に定着するかどうか。杉の葉が敷かれているような明るい所が好みだと思われるが、ウチには昼中ひなたの場所はない。移植して花はすぐしぼんでしまったが、来春に期待だ。

コメント (4)
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