散歩コースの土手道の縁に長く咲いている。
子どもの頃に茎でよく遊んだオオバコ(花茎を引っこ抜きクロスさせて両端を持ち引っ張り合って切れなかった方が勝ち)に似ているが、それより全体に大きいし葉っぱが違うし花が面白すぎる。
花の色や季節でさがしたけれど見つからなくて、『オオバコに似ている・・』と思った原点に帰って検索したらすぐに分かった。
要注意外来生物、非意図的移入、コスモポリタン雑草、雌雄異熟、踏みつけ耐性などという目新しい熟語が並んでいた。
雌雄異熟は自家受粉を避ける仕組みだそうで、雌しべが先に熟してとあるから『やはりな!』と思う。
踏みつけ耐性に関しては、在来種のオオバコにはあるが、外来種のヘラオオバコにはないそうだ。
田舎で、オオバコは地道の道端にしぶとく生える雑草だったから踏みつけ耐性があるというのはよく分かる。
ヘラオオバコの冠状の白いのが花だと思ったら雄しべだそうで、今度持ち帰って虫眼鏡で観察してみたい。
スマホにラップを巻き、水滴をレンズにつけて撮影というのも試したい。