二日前に白川通北大路の交差点で運転席から撮った。
正面は比叡山のはずだけれど、ふもとだから手前の小さい山が邪魔で見えない。
この北大路通は白川通にぶつかって終わるのか、と今さらながら思った。
以前住んでいた公団住宅が十条通に面していたが、その通りを道なりに西進すると、自然に西大路通を北進する格好になる。
そうして西大路通を進むと、いつのまにかゆるく曲がって北大路通を東進している格好になる。
南を望むように鳥瞰すれば、大きくコの字に曲がって、CoCo壱番屋があるここで止まる。
話をここに持ってきたかった訳ではない。
CoCo壱番屋には一度入ってみたいと思いつつ機会がない。
そんなことはともかく、以前の京都市の街路樹は葉が落ちる前に丸刈りされていた。
何と無粋なことをするのだろう、これでは国際観光都市などと言えたものではないなどと小さくつぶやいて毒づいていたのだけれど、外国人観光客などからの指摘もあったのだろう。
いつからか紅葉の街路樹が見られるようになった。
イチョウもトウカエデもプラタナスも各通りで、晩秋の趣を見せて物哀しく美しい。
盆地だから、どこでも見られる山に接近すると、もこもことした暖色模様に心休まる。
でも、電線がうるさい。
国際観光都市を誇るなら、こいつらを地中に埋めるしかないのに・・。