大阪の街で見かけた建築現場。
木造の家を建て始めることを『建前』と言うのに対し、鉄骨造りのときは『建て方』と言うのだと、建築関連業界に入って知った。
建て方で、こういう鉄骨の上に上がってボルトナット組みを手伝ったこともある。
錆止めは赤茶のペンキだけだった気がするが、こういう銀色に塗られているのは初めてみた。
この銀色塗装が何を意味しているのか・・・塗料の進化、防錆、構造材の耐久性、耐震性、建築コストなどのバランスから・・・だろうか。
半分だけ銀色というのが腑に落ちない。
接合部も私の知る構造とは違ってきている。
技術革新や機械化が一番遅れていると言われてきた建築業界もどんどん進化発展しているのか?
業界の発展に貢献したいなどと言える立場にはないけれど、意見や提言できる場でもあれば言いたいことは山ほどある。
でもそんな機会は訪れないまま引退は近い。