年末に田舎から宇治に戻り、通知が来ていた高齢者講習を昨年中に受けておいて新年早々に免許更新のつもりだった。
ところが、運転実技が伴うからか試験場も近所の教習所も予約が先まで埋まっていて、1番早いのが年を越した昨日で、しかも遠い方の運転免許試験場だった。
高齢者講習を受けたあとに、その足で免許更新ができたら良いのだけれど、講習が15:15からだったので不可能。
安全運転のための諸々は動画にまとめてあり、緑内障の症状や視え方の紹介が目新しかった。
運転実技は免許に見合ったマニュアル車で行われるのかと思いきや、もうそんな車は無いのかオートマチック車。
助手席の教官(?)が指示するままにコースを走り、途中で注意されたのが右折時に大回りしすぎることと、左折直前にハンドルを少し右に回してから左折を始めること。
左小回り右大回りは、運転時の私が一番に気を付けていることだけれど、教官の理想とは少しずれていたようだ。
目の検査で、視野は良好だったが、動体視力の0.1という低さには参った。
乱視のような具合にぼんやり視えて、C(ランドルト環)の欠けた方がなかなか分からない。
夜間視力検査で、フラッシュ光のあとの視力回復時間検査も意外なほどに時間がかかった。
私の前の人は5秒だったのに、私は25秒もかかり、私としたことが、と、びっくり。
私は光に弱いドラキュラ系なのか、そう言えば、子どもの頃は晴れた日の雪が眩しく、黒目の虹彩が他人より薄くて茶色だった。
前の人は視野検査のときに検査官から、途中「目玉動かして視たらだめですよ」と注意されていたので、彼は視野検査でもフラッシュ直前に細目にしたか目をつぶったかに違いない。
高齢者講習の種々検査と指導は、ふるい落とすための試験ではなく、加齢による影響を自覚させるための教育的指導なので、すべてを素直に受け入れるべしと思った次第。