ニホンミツバチの分蜂(封)群を誘い込むためのキンリョウヘン(金稜辺)を20株ほど細い鉢で育てている。
花芽をつけなかった中から、いきなり薹立ちしてきた鉢があり、何事かと思ったら、シンビジウムが紛れ込んでいたことが判明した。
一昨年、混み合い始めた両方の蘭を植え替えたり株分けしたときに、混ざってしまったようだ。
バルブ(太い根元部分)はそっくりだけれど、シンビジウムの葉はわずかに幅広なので間違えることはないと思っていたのに、こういうこともある。
じつはシンビジウムの花茎が今冬は1本も立ち上がらなくて残念だったのだけれど、思いがけない新年の初喜び。
2枚目画像の左下横向き暗紫色のとんがりが金稜辺の花芽。
先に付いていた水滴と思われるものは、すでに蜜だった。
キンリョウヘンもシンビジウムも花の付け根付近に蜜をだす。
それを爪楊枝にからめ取って舐めるのも密かな楽しみ。