昭和3年生まれなので95歳まで生きて、私の親戚では最長記録更新中だった人。
長男の父は明治生まれで末の彼女とは20も違うのだから、改めて昔の人はすごいと感心しないではいられない。
今後は彼女を超えるのが目標となる。
晩年は故郷よりかなり遠方に暮らしていたので、亡くなってから二ヶ月経っているけれど墓はこちらに在り、総ての都合でこのような次第。
さて、持っていく香典はどうするのかで少し悩んだ。
四十九日以降は霊が仏になるというので、御仏前とすべきらしいが、今回はどうしたら良いか迷った末に御香奠を選んだ。
では金額は、と考えて同級生達に話をしてみた。
私は一枚でも多い位に考えていたのだが、一枚は絶対必要と言う人と、恥をかくから三枚は必要という人がいて困る。
それなら中をとって二枚にしようかと、顔の広い第三の同級生に聞いてみたら、セレモニー・ホールに勤めている知り合いに問い合わせてくれた。
土地柄と最近の風潮と我が家と故人との関係などを考慮しても三枚は多過ぎで、逆に失礼にあたるという心強い返答。
危ない危ない、恥をかくという言葉に乗せられるところだった。
それでは失礼にならぬようにと、壱という字を書いた。
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