直径という表現を使いにくい形状だけれど、直径は1cmほどの小さな花。
まじまじ見たのは初めてで、名前も全く知らなかったが、日本の在来種で田んぼ周辺などの湿った場所に蔓延るそうだ。
溝を隠すほど蔓延るということだが、こんな草なら邪魔にも苦にもならないし、蔓延って欲しいくらいだ。
片割れはどうした、と話しかけたくなる様な半端な形をしている花は、サトイモの畝間で見つけた。
猛々しい雌日芝に圧倒されて遠慮がちに生えているような格好で、ひとつしか咲いていなかった。
スマホを思い切り近づけ、焦点距離が合ったところで何枚か撮ったのに、まともなのは1枚しかなかった。
スマホの『調べる』で、名はすぐに分かり、いくつかの花画像を見たけれど、私の撮った画像が手前味噌ながら1番良く撮れていると思う。
(花・生殖器)は美しいです・・・。
雌雄異花の雌花なのかもしれません。
何しろ小さいので観察するのも容易ではありません。
愛らしいお花ですね...見とれています。
初対面なので、少しばかり調べてみました。
「半分だけの蓮の花のように見えることから、中国語では『半辺蓮』と呼ばれる」
とのことで...1cmほどの小さな花が、あの巨大な蓮の花に例えられるとは...
きっと、それほどに魅力的なのでしょう...などと想像しています。
いつか会える日が...と期待しています。
田んぼの周辺では1番に背の低い草なので、他の草が邪魔をしてダメなのです。
夜が開けたら、またやってみたいと考えています。
『半辺蓮』などと、中国人の考えることは極大極小の振り幅が面白いですよね。
そのように教えていただいたらなおのこと、巧く撮って、紹介したいという思いが募ります。
期待しないでお待ちください。