病院に宮崎八郎という方の描いた『清水寺東柱』という題の絵がかけてあった。
清水の舞台から飛び降りるということわざを検索すると、いきさつや実際例がわかる。
調べるまでもなく飛び降りて死んだ人もいただろうと想像できるけれど、この絵が写実なら石仏が舞台下にあるようだ。
せっかくの斜面なのに、石仏に当たったら助かるものも助からないなどと考える。
今の私は、清水の舞台から実際に飛び降りたら、まず助かることのない年齢に達している。
この歳でというより、この歳になったから、一か八かの決断と覚悟をしなければならない時がやってきた。
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① 川上哲治がバッターとしての最盛期に『ボールが止まって見えた』と言ったそうですが、瞬間的にそのような集中力が働く。
②死ぬ前に来し方が走馬灯のように浮かび上がるらしいですから、悟りが実際に起きる。
③夢は夢でしかないから、荒唐無稽な時間の流れになる。
さぁどれでしょうか。
往生という言葉は、関西に住んでいますと、『ホンマ往生しまっせ!』というおちゃらけにしか繋がりません。
毎度おおきに。
「嗚呼ー」という自分の声で目が覚めます。
知人がタクシーに跳ねられて、着地の時「白いひげのオジーさんが手を差し伸べて、静かに着地した」と話してました。
悪人も助かる、ましてや善人は。