ビワ(枇杷)の幼木に初めて花が咲いた。
このビワはヒヨドリ(鵯)が食い散らかして落とした実から発芽して成長した木で、植木鉢に移し換えておいたのを宇治から持ってきて生家に植えたもの。
冬に花を咲かせるビワは、こちら雪国では育っても実をつけられないのではないかと思ったが、近所の同級生宅ではよく生ると聞いている。
医者いらずと言うのだったか、身体に良いということばかりではなく、私はあの微妙な甘さ加減の独特の味が好きなのだ。
というわけで来年に期待するわけだけれど、花を傷つけないように、雪の重みでもげたり折れたりしないようにと雪囲いに気をつかう。
植えた当初から打ち込んである杭に細丸太をくくりつけ、根元に近い部分で枝をまとめてしばり、花の部分は稲わらがかぶるように縛った。
こちらのホームセンターで買って植えた柿の木2本も雪囲いの緊縛をやり終えた。
あとははしごを立て掛けてあるサクラの木だけなのだが、高い部分で引き絞り、中程で縛ったのを再度強く引き絞らなくてならない。
縄を使い切ってしまったので、買いにいかなくてはならないのだが、ぐずぐずしているうちに重たい初雪が降ったら、たちまち枝折れするに違いない。
そうなったら、それはそれで仕方ないと、自分で植えたのではない木の雪囲いは扱いが違い気乗りもしない。
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