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正月2日の夕方に羽田空港で起きた事故に対し、今の世に航空機同士の衝突はあり得ないと思った。
『機械がどんなに正確で精密で速くても最後は人なんだよね』というようなことが度々言われる。
今回のような重大な事故は、何重にもチェックがなされているはずなのに、たまたま連鎖的にミスが重なった結果だろうか。
それにしてもそれぞれの機が誘導路や滑走路や空中のどこにいるか示すモニターはあるだろうに、ひとつふたつのミスが続いても、それらを監視する別系統のチェック機能が働かないのか。
最終判断は管制官と操縦士とのやり取りで決めるようになっていると、テレビにでている専門家が言っていた。
まことに驚くべきことだ。
AI(人工知能)がこれだけ発達した今、チェック機能にAIが使われていないとは本当だろうか!?
緊急事態予測の仕組みと、避ける仕組みが何重にもあって当たり前と思っていたけれど違ったようだ。
一方、海上保安庁のボンバル機の乗員6人中、ただひとり助かった機長が、初めのニュースでは『機体後部が爆発した』というような発言で、衝突したという認識がないニュアンスだった。
ニュースを聞き続けていると、発言(証言)内容が変わってきているように思われる。
これは、記者会見で発表される上から目線の警察発表やそれに準ずるお役所発表に群がって一斉報道するマスコミにも問題がありそうだ。
警察など公務員のリークや隠蔽体質が垣間見えるようで、亡くなった5人の海保乗組員は誠に気の毒であり、事実がなかなか見えてこないのも残念だ。
画像は今朝の半月と満月蝋梅
マスメディアの方向性とベクトルが統一?されて、一方向から、数時間同じ映像を見せられる。
違った方向からの映像が・・・また、視聴率を稼ぐ。
見せなかった、方向から乗客が脱出した。
後で、乗客の映像で放映した。
・・・これが、「上から目線か?」
表現の拙さなのでしょう。
私の言いたかった、上から目線というのは、
関係省庁の記者会見での態度やコメントのことです。