フキノトウ(蕗の薹)は盛りを過ぎて、もう綿毛を飛ばす寸前まできている。
薹が立っても花がまだ咲いている状態なら、茎を食べることはできるのだが、ここまできたらかたいので誰も採ろうとしない
耳かきに付いている梵天そっくりの綿毛はタンポポのような儚さがなくて、焦点すら合わない。
アケビ(木通)の花はうちの敷地内で何ヶ所も今が花盛り。
ミツバアケビ(三つ葉木通)の花は薄ぼんやりとして花らしい主張の無さが惹かれる。
これだけ花が咲いたら今年は実を期待するけれど、ここ10年余りで2回しか生らなかったから、花の割に結実確率は驚くほど低い。
いつの間にかシモクレン(紫木蓮)が咲きかけている。
雪が解けて生家にやってきたら、最初に目にするのが、このシモクレンだったことも以前はあった。
天候不順で、花の咲く順番もかなり不順というのか順不同というのか、そんな気がする。
この木は崖際にあるので雪囲いをしたこともなく、成長も分からないのだが、律儀に毎春細い枝にしっかりとした花を咲かせる。
鼻を近づけたら芳しい匂いがありそうなものだけれど、崖際なので花に手を添えることもできない。
亜熱帯は、常夏といわれても、けっこう、冬は寒いんですよ!北海道の釧路から来た友人が「ミヤラおきなわ寒いな!」と聞いた時、寒さも「普遍的」なんだと、思いました。
そろそろ、クーラーも回ります。
暖房ではありません。
>そろそろ、クーラーも回ります。
こちら、昼間は暑いくらいで、車の中ではクーラーにしてました。
どこもかしこも天候不順ですから、何があるか分かりません。
毎日、充実した楽しさ、あるいは楽しい充実感を味わいましょうね。