東横インに1人で泊まっていたWの帰る飛行機が午後からなので、石垣人の車に乗せてもらって迎えに行き合流。
とりあえず朝食ということで八重山そばを3人は注文したけれど、Wは痛みがあるから食べないとコーヒーだけの朝食。
そうして4人で午前中は、ドライブときどき観光地というツアー客のような動き方で色々と巡った。
小雨がときどき降り晴れ間の全然無い天気ばかりで石垣人は恐縮し『ぼくが謝ることじゃないけどごめん』などと言いつつ軽乗用車をぶいぶい走らせる。
バンナ公園の渡り鳥観察所に登ったけれど誰もいなくて鳥も観られず、昆虫館でも客はいなくて所員が我らにつきっきりで説明をしてくれた。
オオゴマダラの黄金色に輝く蛹が昆虫館の中庭に在るからと誘導し、見つけられるかと小学生に教えるような紹介までするサービス。
玉取崎展望台では太平洋側から東シナ海へ行くのにぐるりと回るより舟を担いだという島のくびれを望んだ。
サンゴ礁でできた島だということの分かる波模様は天候の悪い中でもはっきりと見てとれた。
展望台から駐車場に戻る途中にクロアゲハとおぼしき蝶が翔んでいて、ハイビスカスに止まったところを撮った。
本土のものより寸足らず横長なので調べてみると沖縄八重山型亜種クロアゲハだが、後翅が破れて不完全だったのが残念。
出発時間までゆっくり待ちたいというWを空港で降ろし車から手を振ったのだったけれど、痛みを独りで耐えたかったのかも知れない。
今回の集まりは、石垣人と親しく交流をしている彼の、『石垣で会おうよ』がきっかけだったのだが、よくもまぁと車中で感心しあった。
帰る途中に晩の肴を買うということで、スーパーに寄ったのだけれど、亜熱帯特有の産物が当たり前に多くて、観ていて飽きない。
タロイモがあったり、石垣島プリン(じーまみとうふ)いう名で先日のピーナツ豆腐が示されていたり、極楽鳥花(?)が生花で売られていたり、バターナッツかぼちゃと形そっくりでも色は別ものの瓢箪型南瓜があったりした。
車を置きに帰った後に、また前日に続き「やっぱりステーキ」に行ったのは私のゴリ押し提案で、240gをガッツリ食べた。
ステーキはしばらくいいとして、次はハンバーグだな。
ヨナグニサンも観ました。
・・・昆虫とは足が6本で・・・昆虫でないのは、その他の虫、と表記されるらしい・・・。
…蚤とシラミも足が多いので、昆虫ではないらしい。サソリもムカデも・・・
「世界の昆虫館」で学びました。
なかなかに学びの場となりました。
太いナナフシには度肝を抜かれる思いがしました。
やさしい研究員(?)でしたね。
次の機会は一人で2,3時間じっくり観たいと思ってしまいましたよ。
昆虫館のご親切な研究員さんのエピソードで、
学生時代に訪れた沖縄の旅を思い出しています。
石垣でも竹富島でも西表でも...行く先々で
心優しくご親切な方々との出会いに恵まれました。
突然の台風接近で帰りの便が欠航となり、困っていたら
泊まっていたホテルのご主人が徹夜で並んで、替わりの便のチケットを取って下さったのですよ。
一生忘れない思い出の1つです。
遠い遠い日の思い出ですが、温かいお心遣いの数々は今も心の中に...
ずいぶんシックな色彩の極楽鳥花ですね、鮮やかなオレンジ色の花という印象ですが...
愉しい旅をお続け下さいますよう...
>心優しくご親切な方々との出会いに恵まれました。
とっつきにくい感じでぶっきらぼうのところはあるものの、純朴というのか良い感じですよね皆さん。
>ずいぶんシックな色彩の極楽鳥花ですね、鮮やかなオレンジ色の花という印象ですが...
極楽鳥花だと形から判断しましたが、地味な色合いでも旧正月を飾る花なのかもしれません。
さぁ、後ろ髪を引かれつつ帰る支度です。