鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

キノコ四種

2015年11月15日 01時05分30秒 | 身の周りの植物
何という名で食べられるかどうか、というようなことに関心がいかないキノコのたぐい。
常緑の照葉樹や落葉広葉樹の森の中の木下闇を歩くのは気持ちいい。
落ち葉が散り敷いてある地面は、木漏れ日が差し込む場所でも、なかなか草が生えないようだ。
そういうなかに自然倒木がところどころにあって、いろんなキノコが生えている。



焦点が合ってもピンボケのようにしか写らない、このキノコはカビの集合みたいに見えて、触りたくない。



木の年輪みたいな模様のこのキノコは、カワラタケの一種だろうけれど、きのこが親の断面を真似してるみたいだ。



ロングスカートを、ヒラヒラさせながらクルクル回っている祭りの踊り手を、ビルの窓から見下ろしているような気分にさせてくれる、このキノコもカワラタケの仲間だろう。



キクラゲをカラカラに乾燥させて彩色したようなキノコだが、自然界にはないような色合い。
緑青という色か。
ロクショウを漢字で書くと緑青だけれど、それを薄めたような色で銅分を含んでいそうだ。
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天ヶ瀬ダムの紅葉 その2

2015年11月14日 00時17分20秒 | アングル




森林公園は災害のために閉鎖との張り紙があって、鎖が掛かっていた。
登っていけば、木組みの展望台があって、いい感じなのだが・・・。
『監視員がいるわけでもないから、鎖をまたいで、あとは自己責任で・・』というようなことはしない。
ダムへの石段は閉鎖されていなかったので、かなりの距離の急なジグザグ階段を降りた。
昨日の下流を写した画像は、ダム上から80m下を覗いて撮ったもの。
かなり前、リーマンショックの頃だったろうか、ダムから身を投げる人が流行のように連続したことがあった。
すぐにフェンスが張られバリケード封鎖されてしまい、残念な想いをしたものだったけれど、時期を見て解除されたようだ。
石段途中の斜面に柿の木が一本あって、色づいた落ち葉が散らばっていた。
どんぐりはそこら中にいくらでも落ちていた。
それで、ちょいとヤラセをやってみた。
変わった花が地べたに咲いてる・・と勘違いする人が居たら面白い。
持ち帰って玄関の靴箱の上に飾ったりするほどの風流趣味はなく、画像を2枚撮っただけで放置。
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天ヶ瀬ダムの紅葉

2015年11月13日 00時39分29秒 | アングル






仕事から戻る途中、久しぶりに天ヶ瀬ダムの右岸にある森林公園に寄った。
暖秋なんて言葉はあるのかどうか知らないけれど、そのせいでモミジが中途半端な状態。
完全に枯葉になっているのもあり、部分的に紅葉しているのもあり、まだ緑のままのもあって、きれいなモミジの紅葉はなかった。
桜の紅葉は完全に済んで枯葉がわずかにぶら下がっている。
ハゼの類はいいあんばいに染まっていた。
もしかして新しいダムになるのか・・というような大工事が上流で進行中だ。
今のダムができたのは51年前だが、老朽化してるのか・・亀裂があるなんていう話も聞いたことがある。
下流では橋の架け替え工事の真っ最中で、それを横目に見ながら左岸から渡り、公園に上がってきた。
逆光で霧が出ているみたいな写りになってしまったが、左下に発電所、右奥に新橋工事現場とクレーンが見える。
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セスジスズメの幼虫

2015年11月12日 00時00分01秒 | 




4、5日前の暖かい日に、地上を歩いていた。
何かの葉っぱを食い尽くしてしまい仕方なしに降りたのか。
それとも、蛹になるための土の地面をさがしていたのか。
目玉模様というよりボタンみたいだ。
あったかいオーバーを身につけている。
お尻のアンテナを前後に振り振りしながら歩く。
見惚れるほどに触りたかったけれど、芋虫のブヨブヨ感は苦手なので、指に乗せてみようと、行く手に指を置いたら動きを止めた。
手をどけたら、また歩き出したということは、どこにあるかわからない目で確認して、何かを感じたのだろう。
害意の有る無しまでは、お互いに察知できていない。
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名古屋港水族館 その6

2015年11月11日 02時35分57秒 | 旅行



水族館に隣接して停泊しているのが引退した南極観測船ふじ。
自力で1年間生き延びたサバイバル犬、タロとジロの像があった。
渋谷のハチ公像を見たときは、あまりの小ささにがっかりしたものだが、こちらは堂々たる大きさで納得できた。
どういう事情で置いてきぼりになったのだったか。
ニュース映像は記憶に残っている。
何を狩りして生き延びたのか。
現代の技術なら頭に小型カメラを付けておいたら実態がわかる。
そんなことをすれば動物保護団体からクレームが出るというより、南極での取り決め違反となるのか。
もう、犬だって持ち込めないのかも。
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名古屋港水族館 その5

2015年11月10日 05時35分46秒 | アングル


見た目にはたいしたことのないものだけれど『サカサクラゲ』とあった。
♨︎は普通のミズクラゲを逆さまにした形だ。
この水槽は名を見て、撮っただけで離れたから、詳しく確認しないでしまった。
本当にクラゲの仲間なんだろうか?
ガラスにくっついていたのが吸盤だとすれば、イソギンチャクの仲間ではないのか?
コバンザメの例もあるから、クラゲの傘の上が吸盤になっていても不思議がるほどのことでもないか。
向こうの岩に着いている巨大ヒドラのような代物は♨︎とはちょっと違う。
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鹿のしゃれこうべ

2015年11月09日 00時00分31秒 | 散歩は夢中


横道にそれたついでに横道話をもうひとつ。
山のすそにある墓地から森に向かって、けもの道のような細い道があった。
深い森というほどではなく、藪にもなっていない。
くぐったりよけたりする必要もなさそうなので、何となく進んでみた。
しばらく行ったら鹿のしゃれこうべがあった。
以前、ほかの場所で、川に下りる小道の藪に鹿の白骨死体を見つけたことがある。
皮が残っていて、肋骨が見える状態だったが、その時は頭部があったかも確認しなかった。
今回は頭骸骨だけ。
誰かが頭を捨てたのが白骨化したか。
鳶がどこかから持ってきて落としたか。
下あごは左右に分かれてしまうのだな・・。
オスであることは間違いないけれど、頭蓋骨の大きさで年齢がわかるものだろうか?
角は毎年生え変わるはずだから、死んだ(殺された)時期によって違うはず。

とにかく、あんまり立派な角でないのが残念。
持ち帰ってどうする・・でも、苦心して頭蓋骨を粉砕し、角だけをぶら下げてきた。
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倶會一處(くえいっしょ)

2015年11月08日 00時02分18秒 | 言葉の世界


三日前の散歩で墓地に入り、この墓碑銘に出会った。
倶は《共(とも)に》
會は《会う》
一處は《ひとつの所》
調べたら、『ひと所で、共に会う』ということで、阿弥陀経にある言葉だそうだ。
昨日、ミニ同級会でクエを食べたと書いた。
倶會一處は、クエを一緒に食え・・・だ。
何となくだったのに、こんな偶然を見つけてニンマリ。
名古屋港水族館のつづきがあるけれど、少し横道にそれてみた。
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名古屋港水族館 その4

2015年11月07日 00時22分06秒 | アングル


クエ鍋を初めて食べたのは、二年前のミニ同級会だった。
この顔をみたら、アメリカに断りなく中国と国交回復をしたことなどで、ロッキード事件をでっち上げられ葬られたという、新潟県出身の列島改造論者を思いだした。
後にキッシンジャーが、『あれは間違いだった』と述懐したという陰謀。
『ま、その~』という声が聞こえてきそうだ。
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名古屋港水族館 その3

2015年11月06日 00時03分37秒 | アングル


お洒落な模様で鋭い歯のトラウツボ。
この派手さが保護色になって、身を守るのではなく獲物を得やすくなるのだろう。
iphoneを向けると、くねくね動いて静止してくれないから、なかなか撮れなかった。
外を窺って、そこそこ把握しているフシがある。
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名古屋港水族館 その2

2015年11月05日 00時01分14秒 | アングル


シロイルカ(ベルーガ)は、テレビで愛嬌のあるシーンをたくさん観ているから、さほど感激はなかった。
バブルリングをだす芸もしなかったし、頭のコブをプニュッと押しつぶして見せることもせず、腹を上にした泳ぎばかりをしていた。
一頭だけゴムボールを独り占めして遊んでいたので、他が拗ねてひっくり返っているのか!?
一つの遊びを複数の共同でやるのは、いくら頭がよさそうでも、そこまではできないのかも。



バンドウイルカも独り遊びをしきりにやっていた。
食い物は必要量を与えられるから苦労なしでも、狭い所に囚われている身では、何かやらないではいられないのだろう。
坂東海豚とも半道海豚とも書くそうで、クジラとイルカを分ける4mという中途半端さだから半道だそうだ(学会では昔からハンドウイルカと言うとかなんとか・・)。
空へ跳ぶジャンプ力からしたら、反動(?)イルカの方が合っていそう。
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名古屋港水族館

2015年11月04日 00時01分30秒 | 勝手に応援






バス1台で行った団体割引でも、入場料は1800円。
ここも、行くなら1日中ここだけと決めて行くべきところだ。
入っての見始めが、水中から見るプールのシャチときたもんだ。
巨大さに、『おーっ』と声がでた。
飛び上がる芸を直接見るプールサイドは、水しぶきが掛かることもあるというので、ジャンプの前の深みから急浮上する姿と、空中から水中への落下と潜水をアクリルガラス越しに観た。
係の説明も面白かった。
芸の訓練だけではなく、採血採尿検温をさせる体位を取るようにも躾られていて、毎日測っているそうだ。
パンダは白い顔に黒い目玉模様があって、その黒模様の中に目があるのに対して、シャチは逆で少し違う。
黒い顔部分に白い目のような模様があるが、そこに目はなくて、白部分から口の方の黒に入ったところに小さい目がある。
わかりにくい目で、どこを見ているのかも分からず、目が合うという感じを得られない。
野生の生態紹介番組などで見る限り敵なしなのに、この模様は何の役に立っているのだろう。
役に立たなくても不都合もないからそのまま残ったのだろうか。
海から陸へと進出して、また海に戻った仲間の一つだから、陸上生活の名残かもしれない。
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トヨタ産業技術記念館 その2

2015年11月03日 00時39分59秒 | アングル




敗戦の10年前1935年製造のトラックと9年前の1936年製造の乗用車。
トヨタ初のトラックと乗用車だが、当時はトヨダで、会社名は豊田自動織機製作所。
自動車製造ではかなり後発。
トヨダトラックG1型は、色艶良く荷台もカッコ良いが、何といってもタイヤ外側の泥除けブラシがオシャレ。
トヨダスタンダードセダンは、いきなりロールス・ロイスのように高級車風で、観音開きのドアがシブい。
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トヨタ産業技術記念館

2015年11月02日 06時08分30秒 | アングル




ここでは、豊田紡織から発展して世界のトヨタになるまでの歩みがわかるように展示してある。
町内会旅行の1時間半足らずの見学時間では回りきれたものではない。
結論的感想は、『もっと早く見学する機会があったなら、向上心を持てただろうに残念!』に尽きる。
写っている説明係の話が、まことにもって簡潔で上手く、綿花を糸にするまでの工程というしょっぱなで、心を奪われた。
『よる:縒る、撚る』ということが糸の基本なのだということが良くわかった。
ねじれるだけで、単にふわふわした集合から糸ができてしまう面白さ、強度が増していく驚き。
21年前の開館だそうだが、本当にもっと早く見たかったし、見てたら違った人生があっただろうにと思ったりもする。
ぜひとも、もう一度、二度見に来たい、独りでじっくりと。

NHKの大河ドラマでは、奇しくも明治初期の群馬の生糸生産あたりをやっていた。
私は新潟の十日町にうまれながら、織物の歴史を浅く断片的にしか知らないのだなぁと自分であきれてしまう。
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街灯の技術

2015年11月01日 01時07分08秒 | アングル


新名神土山サービスエリアに、これが立っていた。
上のパネルは、言わずと知れたソーラー発電。
その下の螺旋階段状のものは、床屋の看板のように回転していた。
初めて見る形だけれど、小型の風力発電に違いない。
回転翼の下に発電機とバッテリーとセンサーが組み込まれているはず。
夜になると下向きの半円が自動的に明るく灯るのだろう。
ただの街灯ではなく、ecoの象徴的オブジェも兼ねているようだ。
ライトがLEDなら、電力不足になることはまず考えられない。
蓄電技術がもっと進み、あらゆる自然エネルギーを利用してコンパクトに発電するようになれば、大掛かりな原発なんか不要無用の長物でしかない。
町内会の日帰りバス旅行で、トイレ休憩があり、このあとトヨタ産業技術記念館に行く。
週末のサービスエリアは混んでいるが、車の排ガスの臭いもしない。
排ガス規制の効果も進んだが、ほとんどが電気自動車になり水素自動車になって、内燃機関が全く使われなくなるのももうすぐ。
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