路上観察 松本市梓川の道祖神 090711
■ ここ松本平では古くからの集落は山際に在ることが多い。集落内には蔵があり、道祖神がある。
前稿の蔵を路上観察しての帰路、この道祖神を見かけた。大胆な文字、前衛的! 三角の石、碑面いっぱいに勢いのある文字が彫りこまれている。文字の一部がかくれてしまっているのは残念。
文字書き道祖神はいままで取り上げなかった。像を彫ったものと比べると平凡という認識だから。だが、これはなかなかいい。
路上観察 松本市梓川の道祖神 090711
■ ここ松本平では古くからの集落は山際に在ることが多い。集落内には蔵があり、道祖神がある。
前稿の蔵を路上観察しての帰路、この道祖神を見かけた。大胆な文字、前衛的! 三角の石、碑面いっぱいに勢いのある文字が彫りこまれている。文字の一部がかくれてしまっているのは残念。
文字書き道祖神はいままで取り上げなかった。像を彫ったものと比べると平凡という認識だから。だが、これはなかなかいい。
路上観察 梓川の蔵 090711
■ 数日前、たまたま車で通りかかった松本市梓川(旧梓川村)で見かけた蔵。「あ、瓦葺の庇だ!」先日南木曽町で見かけた蔵と同様に瓦葺の庇があった。
今朝、改めて路上観察してきた。窓周りの漆喰細工。そのデザインは装飾過多でもなく簡素でもなく、程よい。丁寧につくられている。このままの状態でずっと保存して欲しい。今このような細工ができるのかどうか。仮にできるとしても相当費用がかかるだろう。
下の蔵も梓川で見かけた。下屋付きの蔵の場合、妻側のデザインをまとめるのが難しい。
妻壁の中心線を少し左に外した窓。太い窓上のまぐさと窓下の台座(窓台)。シンプルな鉢巻き。下屋はなまこ壁の見切りを一段下げている。そこに付けられた横長の小窓、その四隅にも細工が施されている。壁の白さが清々しい。存在感のある蔵だ。
蔵はいろいろ。面白い。