「シャッフル!日本建築」選者:五十嵐太郎、イラスト:宮沢洋/南洋堂/1600円(税込)
■ あと10数枚を残して中断していた。中断の理由は特にない。再開して最初に引いたのが伊東豊雄(←過去ログ)さん。
トランプで伊東さんが手にしているのは「せんだいメディアテーク」の鋼管トラス柱。初期のイメージではこれはゆらゆら揺れる海草ということだった。着ているのは多摩美の図書館の構造体、鋼板をはさんだRCの壁。襟はどこだっけ、ドイツ?にできたパビリオン? 襟元には中野坂上の家、確か既に取り壊されてしまっている。帽子はスペインの地方都市の巨大巻貝建築か?(都市の名前も建築の名前も覚えていない)
先日書いた小布施の新しい図書館の設計者はプロポーザルで勝利を収めた古谷誠章さん。では伊東さんは一体どんな案を提示したんだろう・・・。それを確認する方法がないものだろうか・・・。確か図書館の事務室には古谷さんのプレゼン用のパネルが置いてあったと思う。他の提案者のパネルも残っているのではないか・・・。雑誌に紹介されることはないだろうか。しばらくアンテナを張っていようと思う。