透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

今日も蔵

2009-07-29 | A あれこれ



 蔵のまちというと喜多方、川越あたりが思い浮かびます。松本市内の中町も蔵のまちですが。このところ蔵モード全開。で、今回も蔵です。

安曇野は北安曇郡松川村の蔵です。車を近くの空き地に停めて路上観察。妻壁は最近手を入れたようで、真っ白です。平側に小さな窓がふたつ。やはり窓は蔵に表情を与えます。

さて、この蔵で注目は外壁のコーナー(出隅)。なぜかなまこ壁を上まで伸ばしています。このことに何か意味があるのでしょうか・・・。出隅は傷みやすいので補強のため? では他の出隅が漆喰塗り廻しなのは何故? よく分かりません。道路側から見て目立つように? 単なるデザインで特に機能的な意味は無い?

それにしても蔵ってみんな違いますね。地方によって違うのはもちろんですが、同じ地域でもそれぞれ違います。漫然と見ていると違いには気が付きませんが、ちょっと注意してみるとその違いに気が付きます。

旅行に出かける際、蔵にも注目していただけたら幸いです。