口を共用して上から時計まわりに 吾 唯 足 知 となって「われただたるをしる」と読むんですね。 ネットで検索すれば足る事を知れば不平不満が無く、心静かな生活を送ることができるというような意味だと説明文がでてきます。龍安寺にあるつくばいにも刻まれていてこのことばは有名ですね。
こののれんは上田市内の蕎麦屋さんにかかっているものです。先日ここで蕎麦をいただきました。のれんの文字を見て、そういえば同じ文字が京都の寺にもあったな、どこだっけ・・・、ふと龍安寺だと思い出しました。
口を共用してうまく考えたものです。全体のまとまりもいい。
ある程度の年齢に達すると吾 唯 足 知 を人生訓というか生活訓にしてもいいかもしれません。私などはもうその年齢かと・・・。でも若い人にはこんなことを考えず大志を抱いてほしいと、クラークさんと同じことを願います。土佐には収まりきらずに脱藩したあの龍馬のように・・・。