夏のフォトアルバム 110807
「松本ぼんぼん」 女鳥羽川の橋上に飾られたちょうちん、繰り返しの美学な光景。
■ 松本の市街地を流れる女鳥羽川、その川沿いにできたブティック。こういう造形は松本のような地方都市には無縁だと思っていたのだが・・・。
はじめに白い直方体があって、あちこち鋭くカットして・・・、この斬新な建築の造形プロセスを想像してみる。建築を面で構成するという発想というか、方法からは生まれてこない形。周辺環境を・・・・・・、次の言葉をさがす、刺激。そう、周辺環境を刺激する建築。
各時代の建築や景観が重なり合う「歴史の重層性」。それがまちの魅力には欠かせない、とするならばこのような現代建築の出現も歓迎すべきかもしれない。30年後、50年後もこのまちの魅力的な構成要素として生き続けているだろうか・・・。
時は建築をシビアに評価する。